身を切られるよう

【漢字】身を切られるよう
【読み】みをきられるよう
【意味】とても身にしみる。
【例文1】独り身で病気になると身を切られる。
【例文2】独り身で老後は身を切られるようだ。
【例文3】

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面接に何度も落ちると身を切られるような精神状態になる

身を切られるようというのは精神的に辛いという思いを指す言葉で、身を切られるようなときが続くと心が折れる原因にもなります。就職活動で面接をしてしばらくすると不採用のお知らせがくることがありますが、そのとき身を切られるような気分になります。面接しているときは和やかに応対してくれるので、てっきり採用されるのかと思いきや、数日経ってもなかなか連絡が来ず忘れたころ手紙が来て、身を切られるように不採用を知ることがあります。一度面接落ちただけならまだいいですが、何度面接を受けても落選してしまうと、ほとほと面接するのが嫌になってきます。身を切られるように心をズタズタにされてしまうので、それがきっかけでうつになる人も出てきてしまいます。面接で採用されるときというのは連絡が早いです。いつまでも連絡が来ないときというのは、後回しにされているときなので、身を切られるようなことになるのを、予め覚悟していなければなりません。ハローワークで紹介されて面接で何度も落ちてしまう人は、一度派遣会社で相談をしてみると解決することがあります。身を切られるような状態にならないためには、履歴書や職務経歴書の見直し、自己分析をしっかり行うことで採用される率が高くなってきます。

身を切られたような思いのサロン閉店の決意

5年前になりますが、リラクゼーションのサロンを経営していました。人は使わず、集客、営業、受付、施術を自分一人で全てをしていました。人を使うのは忙しくなってからでよい、その人の給料までは保証できないと思い一人でやっていました。
サロンを開業する前に私は、雇われてサロンの店長をやっていました。そこでもやはり、集客、受付、施術は1人でこなしていました。
そんな経験もあったので、これは開業するお金さえあれば人に遣われなくても自分でやれるのではないかと思い、開業しました。自分で経営する方が自分の好きなようにもできます。
その当時の経営者と方向性が合わず、私はその人たちに関わるのをやめて、母方の祖母が私に残してくれたお金の一部を母に頼んで使わせてもらい開業をしました。いくら私に残してくれたお金でも、思い通りにはすぐ使えず母や父を説得するのは大変でした。
まだ30代だった私は母に「私は結婚するあてもないし、結婚や出産にあまり興味もない、もうサロン一筋でやっていきたい」と言ってお金を使うことを許してもらいました。母は結婚資金に使ってほしかったようで私がそう言った時の顔は今でも忘れられないです。
そんな思いで開業したサロンでしたが、東北大震災の影響で客足が遠のいて、副業の時間の方が増えていきました。だんだんサロンを維持するために副業をしている生活に耐えられなくなり、私はサロンを閉める決意をしました。
一生これで食べていこうと思って始め、赤字になってもなんとかまた集客しようと思って副業生活を続けていました。開業から全て準備し、店名にはもじった私の名前も入っていて、サロンは私の一部で閉めるのは、本当に身を切られたような気持でした。
健康や美容は自分にも身近で最大のテーマであり、一生携われることにやりがいや生きがいを感じていたので、今はまだ別のことを生業にしていますがまたそのような仕事をしたいと思っています。