身を誤る

【漢字】身を誤る
【読み】みをあやまる
【意味】間違った生き方をする。
【例文】恵まれない環境で育ち身を誤った。

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家族に身を誤ったと言われた時のこと

「身を誤る」という言葉には、間違った生き方をする、人生を踏み外すという意味がありますが、私は家族からこの言葉を言われたことがありました。
というのも、私は小さい頃から珠算教室に通っていて、暗算が得意中の得意でした。
県大会で優勝経験もあり、友人から「歩く電卓」という異名をつけられるくらいであり、将来もそういった商業系の職業につくものだと思われていたのです。
しかし、周りには言わなかったのですが私自身、商業系の職業には興味がなく、高校で選んだのも文系でした。
そして私が高校三年生になって突然、「ヘアメイクになりたい」と言い出した時は、家の中は大騒ぎになりました。
家族には大反対されましたが、私は夢を諦めることができず、美容専門学校に入学、そして奇跡的に念願のヘアメイクアーティストになることができたのです。
しかし、私は元々理論的に考える方が得意なために、センスが必要とされる美容職は不器用なこともあってなかなか上手くいきませんでした。
しかし、家族に「あんた、身を誤ったね」と言われた言葉が逆に私に火をつけたのです。
悔しくて毎日家で夜遅くまで練習したり雑誌で研究したりして、気がついたら夜が明けていたこともありました。
その成果が実を結び、私は一人立ちするくらいの技術を手に入れることができたのです。
今思えば、私の負けず嫌いな性格を知ってるがために、家族が背中を押してくれた一言のように思います。