窮鳥懐に入れば猟師も殺さず

【漢字】窮鳥懐に入れば猟師も殺さず
【読み】きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず
【意味】どんな事情があるにせよ困った人が助けを求めてくれば助けてあげようという意味。
【例文1】塾でのライバルが模試で筆記用具を忘れたので貸してやった。窮鳥懐に入れば漁師も殺さずだ。
【例文2】窮鳥懐に入れば猟師も殺さずで元犯罪者を受け入れる。
【例文3】仕事熱心であれば誰であろうと窮鳥懐に入れば猟師も殺さず。

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窮鳥懐に入れば猟師も殺さず

職場で雇用政策で身体障害者の受け入れをしています。一部の職員がその職員をいつも虐めていました。口では言ってはいけない差別用語を多用し、仲間はずれにしていました。そしてその障害者は我慢強く虐められながらも一生懸命働いていました。いじめている側の親分肌に酷いことをする奴がいてその障害者にビンタなどの暴力を振るっていました。ある時、誰もいない所でその親分肌の男が障害者に暴力を奮っていました。ビンタや足蹴りをしていました。その障害者は追い込まれて泣いていました。その時です。親分肌の男が窮鳥懐に入れば猟師も殺さず、突然気が変わったのか土下座をしてその障害者に謝り始めていました。何があったかは分かりませんが、その光景以来その親分肌は障害者の職員に心から優しく接するようになったのです。いったい何があったのでしょう。光景だけ目撃した自分にその理由は分かりません。その親分肌が反省したのだけは分かりました。人間は窮地に追い込まれるとです。その障害者がその親分肌に何らかのことを言ったのでしょう。そしてまさにその親分肌の男が窮鳥懐に入れば猟師も殺さずだったのでしょう。それ以来、親分肌も一生懸命障害者を助けながら労働して人間が変わりました。