兜を脱ぐ

【漢字】兜を脱ぐ
【読み】かぶとをぬぐ
【意味】戦で負けると兜を脱ぐことから、相手が格上で負けを認めること。
【例文】恋敵が3高だと聞き兜を脱ぐ。

兜を脱ぐをテーマにした記事

兜を脱ぐとは

競っていた相手に戦意喪失を促す行為の一つが「兜を脱ぐ」事であった所から、現在は負けを認める表現として言葉だけが使用されています。戦国時代の様に鎧を纏って誰かと臨戦態勢になる御時世ではありませんし、飽くまで比喩的表現なのです。嘗ての戦国武将達は兜を脱ぐ事は死に直結しており、仮に命が助かっても髷を落とし仏門に入る事を強要されたと記されています。それだけ双方とも命懸けで闘っていたのですから、勝った方の言い分はそれだけ絶対的な支配権があったのです。そして負けを悟るというのは、死を覚悟せねばならない事でありますが、その証が兜を脱いで相手方に投降するのです。現代の日本に於いて、命のやり取りが生じる争いをする事は、法律で禁じられていますが、例えば「会社のプレゼンで彼のチームの企画案が優秀である事を悟り潔く兜を脱いだ」という風に、どう足掻いても勝ち目がないと悟れば、無駄に時間を引き延ばすよりさっさと降参した方が見苦しくないと思いますし、命の遣り取りがないのなら直ぐに切り替えれば良いと思うのです。状況や立場によっては、その地位を追われてしまう事もあるやもしれませんが、負けを悟った以上下手な足掻きは周りに余計な負担を強いる事になり兼ねません。負けを認めるのはそれなりに勇気のいる事ですが、勝てないと悟ったからには早く兜を脱いで自分も楽になった方が良い時もあるのです。