天を衝く

【漢字】天を衝く
【読み】てんをつく
【意味】天まで衝きそうな勢いがある。
【例文1】天を衝く勢いで成績が上がった。
【例文2】天を衝く勢いで背が伸びる。

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天を衝くという、日常とはかけ離れた行為

「天を衝く」という言葉には、「すごく高い」という意味の他に、「すごい勢い」という意味もあるそうです。高さにしろ勢いにしろ、何の用意も無く届くものではありません。両方の意味を実現する状況として、ロケットの打ち上げが思い当たります。すごい勢いですごく高い場所へ飛ぶ様子は、それ自体に意味がなくても高揚できそうです。
一般的な一市民がロケットを打ち上げ用など全くの夢物語です。糸がついたものであれば凧、糸が切れたところで風船を空に上げるのが高高度への楽な挑戦として思い当たりますが、天を衝くという表現には些かながら不足です。精々がロケット花火、勢いは中々ですが打ち上げ5秒と待たずに儚くパンと破裂です。
どうにもこうにも天を衝くという境地にたどり着けそうもなく、小高い山に登ってみました。登山という程に大して高い山ではなかったのですが、地上数十メートル程度のビル郡は全て見下ろすことが出来ます。自分自身の何がどう変わったわけでもないのに、遮るものが何もなく全てを眼下に睥睨できるシュチュエーションは、否応なく気を大きくさせます。左手を腰にあて右手で天を衝く格好をすれば効果は倍増です。端から見れば馬鹿みたいですが、天を衝くポーズはよいものです。とりあえず、周囲の目がない場所でお試しあれば、幸いです。"

弘法大使とまではいかなくても、上手の手から水が漏れると言っておけば、無難のようです。

流行が移り変わるスピードは天を衝くほど速い

その日にたくさん投稿されたワードが、トレンドとして取り上げられるようなSNSもありますよね。そのためSNSでその日のトレンドに挙がったものを見れば「現在の流行」をすぐに知れるようになったとも言えます。ですがSNSによって、流行が移り変わるスピードは格段に速くなったように感じます。それこそ天を衝くほどの速さとも言えるでしょう。

まだSNSはおろか携帯電話もなかった頃であれば、流行を知る方法というのは、テレビや雑誌や口コミなどしかありませんでした。テレビや雑誌はやや地域差はあれど、ほとんど同時に情報を発信しますし、しばらくは同じ話題を取り上げていることが多かったです。また口コミに至っては、スローペースで他者へと伝わるツールと言っても過言ではありません。

しかし今では多くの人が、自分の思ったことを自由にSNSに発信し、いつの間にか流行が作られています。自由に発信してそれが勝手に拡散されることで、物凄い勢いで流行が広まる反面、他のSNSの内容も同じように、勝手に拡散されて凄いスピードで世間の人々に広まっていきます。SNSを利用していると、つい数日前までは流行の話題だったのに、もう廃れてしまっていたということもありますよね。もしかするとこの現代で流行を追いかけようとするのは、かなり根気がいることなのかもしれません。