一挙両得

【漢字】一挙両得
【読み】いっきょりょうとく
【意味】1つの行動で2つの利益を得る。
【例文1】希望の航空会社に入社してイケメンパイロットの彼氏もできて一挙両得で大満足。
【例文2】憧れの留学もできて英語も喋れて一挙両得。
【例文3】祖父母から小遣いをもらい一挙両得。

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一挙両得とは

一つの出来事で二つの利を得る事を「一挙両得」と言います。「一石二鳥」などはまさにそういう事を指し、一個の石で二羽の鳥を仕留めるという四字熟語なのです。
例えば「祖母の様子を見に訪ねて行ったら、丁度叔母も来ていて二人に感心と褒められて、更に二人からお小遣いまで貰えてまさに一挙両得だった」と一つの事を気に掛けていたら、思いがけず相乗効果が出てしまい、喜びも倍増してしまうのです。会社でも成績不振の部署に応援に行き、上手く立て直せた事でボーナスは出るし周りからの評価は上がって一挙両得となり、どこまでも良い事尽くめです。やった本人は一つの事で結果を出すつもりが、別の要素で巧妙が生じれば自分も嬉しいし、周りの取っても有難い事この上ありません。一つ頑張って一つ結果が出ればこれはある意味当り前ですから、そこに更なる好結果が加われば嬉しくない訳はないでしょう。子どもの頃、当りくじ付きのアイスを買ってそれが2本当たり、3本当たりと数珠繋ぎの当たりを生み、遂にそこにあったアイス全てを当たりくじだけで全滅させた事があり、一挙両得というより全得となったのですが、後日お腹を壊してしまい、得も舞い込み過ぎると時に毒に変わるのです。此処まで来るとありがたみが薄れてしまいますので、一挙両得も程良く訪れて欲しいものです。