権兵衛が種まきゃ烏がほじくる

【漢字】権兵衛が種まきゃ烏がほじくる
【読み】ごんべえがたねまきゃからすがほじくる
【意味】人が終えた仕事の邪魔をする。
【例文】いくら片づけても2歳の長男が権兵衛が種まきゃ烏がほじくる。

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権兵衛が種まきゃ烏がほじくる、そんな無駄骨の先にある幸せ

子供の頃、権兵衛が種まきゃ烏がほじくると聞いて、面白い言葉の響きだなと思いました。
たぶん種まきゃのまきゃが子供心に響いたんだと思います。
勝手に面白い話と思っていたら、実はこれ真逆だったと後で知り驚きました。
無駄骨という意味があるらしく、確かに種をまいた後で烏がほじくるんだから、良いことは一つもありません。

なんだか権兵衛さんが気の毒になって、試しにインターネットで調べてみました。
これが実話だったら悲しすぎると思っていたら、三重県の民話だそうで少し安心しました。
民話のほんの一部分を切り取った言葉が、権兵衛が種まきゃ烏がほじくるでした。

武士の身分を捨て農家になった権兵衛さんが孤軍奮闘する物語で、最初はうまくいかず大変だったようです。
それこそ種をまいたのに烏にほじくられ、その様子を他の村人から笑われるという何とも胸に堪えるストーリー展開です。
元々が荒れ地を開墾したことと、武士だった権兵衛さんに農家としての心得やら手腕が無かったからですが、ただ根性だけはお持ちのようでした。
何度も諦めず最後は村一番の農家に成長する権兵衛さんですが、笑っていた他の人達は何をやっていたのでしょうか。
ド素人の権兵衛さんに農家ナンバーワンの座を譲り渡すとは、情けない話です。

とはいえ最後まで諦めなかった権兵衛さんは民話を飛び出して、銅像まであるようです。
子供の情操教育にはもってこいです。