蟹の横ばい

【漢字】蟹の横ばい
【読み】かにのよこばい
【意味】他人には不自由に見えても当人には適している。
【例文1】鍛えるため10階まで毎日階段で上り下りするのは蟹の横ばいに見える。
【例文2】郊外に家を建てて3時間の通勤時間は蟹の横ばいにも思える。
【例文3】他人の行動は蟹の横ばいだ。

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その人にとってはぴったり、それが蟹の横ばい

最近、友達の生き方に嫉妬をしています。その友達とはとある事情で同じ仕事の同僚です。
仕事の作業の一つに台車を運ぶ仕事があります。台車の中には使用済みのシーツを倉庫に運んで保管、後日業者にクリーニングしてもらいます。
友達は台車を運ぶのは人生で初めてらしく、本来の運び方とはなんか異なりとにかくぎこちなく運んでいます。その運び方だと普通の人とは異なり、はたから見てると人(病院内なのでたまに患者、スタッフが通行している)にぶつかるのでは・・とハラハラして見ています。
「その運び方、直した方がいいよ」っと度々アドバイスしているのですが・・いった最初は直して運んでいますが、直ぐにもとのぎこちない運び方に戻ってしまいます。
その様子は蟹に真っ直ぐ歩かせようとして最初は真っ直ぐ歩いていますが、次第に横ばいに歩いてしまう。そんな感覚です。
蟹の横ばいとは、はたから見ると明らかに違和感がある行動と思っても本人にとってはそれが正しいという意味です。
私の友達は他の行動にも周りには理解されないのでは?的な行動をしていますが、本人にとってはそれがそれで上手く人生を乗り切っているのでそれはそれで羨ましいと思っています。