角が取れる

【漢字】角が取れる
【読み】かどがとれる
【意味】性格が穏やかになる。
【例文1】結婚して角が取れる。
【例文2】彼は昔、地元で有名な番長だったのに子どもが生まれて角が取れる。
【例文3】母親になって角が取れる。

角が取れるをテーマにした記事

角が取れるような生き方をしたいものです。

芸能人でも一般人でも言えることですが、年齢を重ねるにつれて角が取れて丸くなった人が多いように思います。
若いころは、刺々しかったり短気だったりと気難しい性格だったのに、年をとったら穏やかになり同じ人とは思えないくらい変わった人もいます。
やはりそれは長い人生の中で色々なことを経験し、人に揉まれることで角が取れるのでしょう。
若いころは嫌いだと思っていた人でも、年をとって丸くなった人を見ると妙に好感度が増すものです。
きっと嫌なところをたくさん見てきた分、そのギャップで余計に良い人に見えるのだと思いますが、それでも何だか和やかな気分になります。
そのような年配の人たちを見て、自分もあんな風に角が取れる年のとりかたをしてみたいと思う今日この頃です。
私は、我が強く気に入らないことがあれば顔や態度に表してしまいがちで、直さなければとはわかっているのですが、なかなか直せません。
中には、年齢を重なるごとに頑固で気難しい性格になる人もいるため、自分もそんな風にならないように心がけなくては…。
優しい人間になるためには、やはり人のために何か役に立つような生き方をしたいと思いますね。
たまに出掛け先で困っているお年寄りに親切にすると心が洗われる気分になりますが、きっとそのようなことの積み重ねなのかもしれません。

私の親も角が取れて丸くなりました

私の父親は若い時はとても短気で、猛烈に怒るタイプでした。母親ともいつも喧嘩をしていた覚えがあります。しかし今ではいわゆる角が取れる人間になったと思います。それは歳をとったせいかも知れません。今では70半ばに差し掛かり最近では仏教の本を読みあさっています。いわゆる角が取れて丸くなったようです。子供そっちのけで働いてきた父親ですが最近ではメールを送ってきたり電話を入れてきたりしてくれます。昔は大酒のみの暴力的な父親だったのに本当に角が取れるにピッタリの人間になりました。人間は節目があると思います。その節目は人生のどこで来るかわかりません。その節目が来たら人間的、精神的に変わっていくのではないでしょうか。父親を見ていたらそう思います。私も、学生時代はちゃらんぽらんな人間でした。卒業しても定職がなかなか見つからず30歳位までは自分の道を決めきらずにいました。角がたって攻撃的な精神不安定な人間だったような気がします。しかし今は50前にして若いころのように攻撃的な様相は影を潜めています。人間的に成長したのか。角が取れる状態になったのか分かりませんが、若い頃のようなエネルギッシュさがなくなったのかなとさえ思います。

年を取って角が取れるとは限りません

一般的に年を取ると、角が取れると言います。
つまり若い頃はとげとげしい物言いをしていた人が、年を取ると柔らかい物言いに変わると言う事です。
確かに世の中のお年寄りを見ていると、柔らかい物言いをする人が多いです。
若い頃は知りませんが、若い頃にとげとげしい物言いをしていた人も、年を取ってからは柔らかい物言いに変わったのだと思われます。
ですがお年寄りと言えども、皆角が取れるとは限りません。
私の身近に一人のお年寄りがいるのですが、そのお年寄りは物言いがとてもとげとげしいです。
ちょっとでも気に入らない事があると、直ぐに怒鳴り散らし、自分の思う通りにさせようとします。
いわゆる頑固ジジイと呼ばれる人で、近くにいると厄介なお年寄りの一人です。
お年寄りは寂しさから、物言いがとげとげしくなる人がいます。
若い頃は子供たちと一緒に楽しく過ごしていたのに、子どもたちが独り立ちして、自分一人になってしまうと、どうしても寂しさを感じてしまうのだと思われます。
ですからこのような頑固ジジイと呼ばれるお年寄りも、寂しさを解消してあげたら、他のお年寄りと同様に、角が取れると思われるのです。
なので私は頑固ジジイを敬遠せずに、ちゃんと付き合ってあげているのです。