肝(胆)が小さい

【漢字】肝(胆)が小さい
【読み】きもがちいさい
【意味】頼りにならない。
【例文】しつこい連中に絡まれて助けを求めたが、見て見ぬフリした肝が小さい男。

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肝(胆)が小さい の意味は肝が肝

肝(胆)が小さいを良い意味で使う人はいません。
気が弱いとか臆病、度量がないなど、人として残念なイメージの言葉です。
同じような意味の言葉に、肝っ玉が小さいとかケツの穴が小さい、または蚤の心臓などがあります。

肝は話の肝という言葉があるように、大事なところという意味があります。
そもそも肝は内臓の一部ですが、昔は内臓そのものを肝という一文字で表現していたことがあります。
あまり詳しく知られていなかった時代ならではです。
内臓は体の主要部分、中心であることから、根幹とか急所という意味につながったものと思われます。
また肝そのものを精神的な面で捉えていた風潮もあり、ズバリ心とか魂です。
この二つの意味から肝にまつわる言葉がたくさんあるのも頷けます。

肝に銘ずるなら精神的な意味で、心にしっかり刻むということになります。
肝が太ければ心が太い、つまりとても精神的に強い様を意味します。
私的には肝というより肝っ玉という言い方の方が味があって好きなのですが、肝っ玉が大きいとか小さいとか、子供の頃はよく聞いていたものです。
しかし最近の若い人はそのような言葉を使うのかあまり知りません。
若い人がよく口にするキモッは一見、肝のことかと思ったら、全く違っていました。
時代と共に言葉が簡略化、簡素化されているようで、肝にまつわる言葉もそのうち消えていくのかもしれないと思うと、なんだか寂しく感じます。