瓜田に履を納れず

【漢字】瓜田に履を納れず
【読み】かでんにくつをいれず
【意味】瓜畑でかがんで靴を履き直す動作は盗んでいるかのように見えるので、自ら疑われるような事はすべきではないという戒め。
【例文】店内でキョロキョロするのは万引き犯に思われる。瓜田に履を納れずだ。

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「瓜田に履を納れず」の靴はどういう状態なのか?

「人からあらぬ疑いをかけられるような行為は慎むべきだ」という意味で使われる「瓜田に履を納れず」という言葉。その言葉の意味は知っていますし、中国の故事に由来するという話を聞いたこともあります。
また、「李下に冠を正さず」という言葉と対になっているという知識もあります。しかし、「履を納れず」というのがどういう状態を指しているのかが、イマイチはっきりしません。
私はこれまでこんなふうに解釈していました。
「ウリの畑に入った時は、靴の紐がほどけても直してなならない。かがんで靴ひもを直すと、ウリを盗んでいるように思われてしまうから」。
しかし、改めて調べてみたところ、違う説明のものもあるのです。それは、「ウリ畑の中で靴が脱げても、履きなおしてはいけない」というもの。こちらの説明では、脱げた靴をそのままにしてウリ畑から出ることになりますよね。
ちょっと変な気もしますが、私の解釈にも問題があります。それは「当時の中国の靴は、靴紐のついたものだったのか」ということ。昔の靴というと木靴を連想しますし、木製の靴でなかったとしても、靴紐ついた靴を昔の中国人が履いていたとも思えません。
ということは、やはり「靴が脱げる状態」ということになるのでしょうか。これ、私にとってはけっこうな難問です。
「これが当時の中国の靴」というような資料を、ぜひ見てみたいと思っています。