短気は損気

【漢字】短気は損気
【読み】たんきはそんき
【意味】短気になると結局は自分が損する羽目になる。
【例文1】イライラして物を壊しても、後で出費がかさむだけで短気は損気だ。
【例文2】イライラすると短気は損気でミスをする。
【例文3】一旦落ち着いて、短気は損気だよ。

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突然キレる教師…短気は損気!

以前、美術を教える学校で事務員として働いていたことがあります。生徒からはいろいろな話を聴くのですが、そこでちょっとこの先生はどうなんだろうと思うような方がいました。
その先生は、他の美術系の学校でも教師をしている、比較的ベテランの男性でした。ふだんはあまり表情をかえることはないのですが、穏やかなイメージの方です。自分のことを名前で呼んでいるので、生徒がそれを面白がってものまねしていることもありました。ですから、一見人気があるユニークな先生という感じがしたのです。
でも、あるできごとを生徒から聞いて驚きました。その生徒は、課題で出ていた作品に色を塗るときに画材の選び方を間違えてしまって、塗りがぐちゃぐちゃになってしまったみたいなんです。締め切りが来てしまい、みんなの前で作品を提出したときに、例の男の先生は最初周りの生徒と一緒にその失敗を笑っていたそうなのですが、突然表情が真顔に変わって、「こういうことをしていると、夢が叶わずに夢で終わることになるぞ」と怒ったように言い放ったそうなのです。
その先生はそうやって急に怒ることがあるそうなので、生徒たちからは「情緒不安定」と陰口を叩かれていました(笑)。短気は損気ですね。