河童の川流れ

【漢字】河童の川流れ
【読み】かっぱのかわながれ
【意味】どんなに泳ぎが得意でも川の流れに押し出される時もある。つまり専門分野であっても失敗する事があるもの。
【例文1】陸上選手ても河童の川流れで転ぶ事もある。
【例文2】油断すると河童の川流れになる。
【例文3】先生だって河童の川流れの時もある。

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河童の川流れで油断する

河童の川流れとは泳ぎが得意な河童でさえ、川の流れに押し出されるというたとえからこのことわざが生まれました。
似たことわざに「弘法も筆の誤り」「猿も木から落ちる」があります。
いづれもその道に精した名人でも失敗はするものであるという意味です。
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