ひょうたんから駒が出る

【漢字】ひょうたんから駒が出る
【読み】ひょうたんからこまがでる
【意味】冗談で言った事が現実となる。
【例文1】海外旅行がしたいなと言ったら、彼から誕生日に航空チケットを渡されてひょうたんから駒が出る。
【例文2】彼女に付き合おうと言うとOKをもらい、ひょうたんから駒が出る。

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「ひょうたんから駒が出る 」という奇想天外な発想

まったく予想もしていなかったようなことが起こることや、冗談で言ったことが実現してしまうことを、「ひょうたんから駒が出る 」と言います。
だんだん、その意味が伝わりにくくなっている言葉かもしれません。まず「ひょうたんがわからない」という人は少なくないでしょう。
これは、ウリ科の植物の名前。果実の果肉を抜いて中を空洞にし、それにお酒などを入れた、一種の容器です。中がくびれただるま型で、昔は縁起が良いものとされていたようです。
「ひさご」とか「ふくべ」とも呼ばれます。
それから「駒」がわからないという人もいるかもしれません。これは、馬のこと。酒などを入れるひょうたんの口は大変に小さいものなのですが、そんな小さな口から大きな馬が出てくるというのですから、まさに奇想天外な発想と言っていいでしょう。
どうしてそんな発想が生まれたのか、調べてみたところ、二つの説が見つかりました。
一つは『宇治拾遺物語』由来説。この中に舌切り雀の元になった話があり、その話に「無限に米が出てくるひょうたん」が出てくるのだそうです。しかし、ひょうたんからものが出てくるとい発想は同じでも、米と馬ではちがいすぎます。
もう一つは、昔の中国の仙人由来説。張果老という仙人は各地を巡る際にロバに乗っていたのですが、休憩をする時になると、必要のないロバをひょうたんに入れたと言います。使う時に、またひょうたんから出すわけですね。
それを見ていた人は、びっくり仰天すること間違いなし。私にはこの説の方が説得力があるように感じられますがいかがでしょうか。

ひょうたんから駒が出るってどんな意味?

ひょうたんから駒が出るとは予想外のものから予想外の結果が出るという意味です。ひょうたんとは言葉どおりのひょうたんですが、この言葉の中の駒とは将棋の駒のようなものではなく馬のことです。ひょうたんから馬が出るなんてことは普通は考えられませんので、そのような、意外なものが出てくることをひょうたんから駒が出るといいます。ひょうたんから駒が出るというときは、普通はおどろきつつも喜んでいるようなニュアンスになることが多いです。こんなことがあるのか、すごいなという感覚で使います。人は日常生活の中で心のどこかでひょうたんから駒が出るようなことがないか期待しているのかもしれません。逆に予想外のことがまったく起こらずなんともつまらないというときにひょうたんから駒も出ずということもあります。内心ひょうたんから駒が出るようなことを期待していながらやっぱりそんなことはないのか、つまんないという落胆が表現されていてお洒落な言い回しですよね。ブログなどで社会問題を知的に批判したいときにぜひ一度使ってみたいものです。ひょうたんから駒が出るも、ひょうたんから駒も出ないも、両方自然な感じで使えるようになるようにしたいですね。