小手調べ

【漢字】小手調べ
【読み】こてしらべ
【意味】本格的に始める前に少し試してみること。
【例文】(教師)小手調べに抜き打ちテストを始める。(生徒)えー聞いてないよー!

小手調べをテーマにした記事

小手調べとは

剣道の太刀合いにて、お互いの実力又は出方を探る時に小手を撃ちに行って様子を見る事を「小手調べ」と言い、転じて物事の動向を探る時に軽く接触を試みる時も同様に言います。まずは自分から行動を起こして相手の出方を見る。それによって相手の実力や考えを推し量る手掛かりにします。相手が何枚も上手なら無理な勝負は避け、何とか五分に持ち込む様に仕向け、こちらが上なら頃合いを見て攻めに掛かる。その見極めには動作の大きい面や胴打ちに行くより、モーションの小さな小手打ちの方がリスクが少なく、万が一かわされても反撃に合う危険は小さいと思われます。こちらが先に動く事で相手はどう反応するのかを見られれば、自ずとこちらの対応も決められる訳です。只、達人クラスになればそこは小手の応酬という事になる事もあり、何処で雌雄を決するのか凡人には想像も付かない結末が待っているケースもあります。世に出れば何処で誰と対峙せねばならぬか判りませんし、そんな時只闇雲に向かって行くのは得策とは言えません。相手の実力や出方を見極めた上で、自分の出方を決める方が相手に勝つ可能性がより高くなるというものです。その第一段階として行う事こそが「小手調べ」であり、その注意深さがあれば早々大事に至る事にはならないでしょう。