冷や飯を食う

【漢字】冷や飯を食う
【読み】ひやめしをくう
【意味】歓迎されていない様子。
【例文】資料作成ミスで商談が破談になり、社内で冷や飯を食う。

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昔はこうだった 家長制度に由来する「冷や飯を食う」

「専務に歯向かったせいで、長い間冷や飯を食う羽目になった」というような使われ方をする「冷や飯を食う」という言葉。サラリーマン社会などで、今でもよく使われている言葉でしょう。
今は、電子ジャーもあり、電子レンジもあり、意図的に「冷たいご飯を食べよう」と思わない限り、いつでもどこでも温かいご飯が食べられるようになっています。ですから、「冷や飯」というのは、たとえば、お弁当を温めずに食べる時ぐらいしか、実際には経験しないのではないでしょうか。
しかし、昔、と言ってもそれほどはるか昔ではなく、電子ジャーや電子レンジが登場する前は、冷や飯を食べることはふつうでした、炊き立てご飯をあたたかい内に食べない限り、どうしてもご飯は冷めてしまいますからね。
では、どうして「冷や飯を食う」という言葉が「冷遇される」という意味で使われるのか。それはどうやら、昔の家長制度に由来しているようです。
昔は、何人もいる子どもの中で、家の跡取りである長男だけが優遇されました。食事もそうです。ごはんが炊き上がると家長と長男が先にそれを食べ、次男以下はその後で食べたのだとか。
そのため、次男以下は冷めたごはんを食べる羽目になり、それが「冷や飯を食う」という言葉になったのだと言います。
それを望めばいつでも温かいご飯が食べられる現在でも、その言葉が生きているというのは興味深いことです。