頭隠して尻隠さず

【漢字】頭隠して尻隠さず
【読み】あたまかくしてしりかくざず
【意味】悪事を隠したつもりが全部を隠し切れていない。
【例文1】(妻)糖尿気味なのにまた隠れてケーキ食べたでしょ。(夫)食べてないよ。(妻)レシートがポケットに入ってたわよ。頭隠して尻隠さずだったわね。
【例文2】アリバイは完ぺきだったがレシートが決め手となり頭隠して尻隠さず。

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「頭隠して尻隠さず」は全てばれている

頭隠して尻隠さずとは巧妙に悪事を隠したつもりだが、すべてばれていることです。子どもがケーキ食べたでしょ?と聞いても知らないよ。と口にクリームをつけて嘘言うくらいはまだ可愛いものです。大人になるとだんだん賢い知恵をつけるようになるものですよね。
先日も後輩と飲みに行くと言って出掛けた夫。いつもの事ですが、飲みすぎは駄目だと念押しているにも関わらず、べろんべろんになって帰ってくるのです。言い訳は「つがれたら断るわけにはいかない」が毎回の言い分です。数日後、いっしょに行った後輩に会いご迷惑をおかけしましたと言ったところ、夫は機嫌がよかったらしく酒が進んでいたそうです。まあ気分をブチ壊しにしたくはありませんから私も黙っていますが。。

中学生の長男も今流行りの携帯アプリメルカリでよく買い物をしているみたいです。宅配便が来ると一目散に玄関に走り、そそくさ部屋に戻ります。あとで明細を見つけてすべて知っているんですけどもね。

頭隠して尻隠さずを笑えるほど人は完璧ではない

雉が草むらに頭を突っ込んで隠れたつもりが尻尾が出てままで居場所がばれてしまったという話が「頭隠して尻隠さず」の元ネタらしいです。
隠れるからには緊急事態が発生して命からがら大慌てで隠れ場所を探したことでしょう。
尾羽が長く目立つ雉は、飛ぶにしても隠れるにしてもとても得意そうには見えません。
飛んで逃げても追跡から逃れられそうにないならば、運を天に任せて不恰好でも隠れるより他なかったのでしょう。
必死に生き延びようとあがく様子を笑うのは失礼というものです。
省みるに知能が発達し理性に基づき行動するとされる人間様は緊急時にどのように行動しているでしょうか。
事故や災害が目の前で発生したとき、混乱せずに我が身を十分に守ることが出来ると断言できるとしたら、それはかなり楽観的なように思われます。
日常の何気ない選択ですら間違えることがある人に至っては、パニックを起こす群衆のひとりになるくらいが関の山かもしれません。
冷静沈着などとうそぶいてみても、迅速かつ正確な判断を為し続けることは余程の訓練と経験が必要となります。
頭隠して尻隠さずとは言いますが、とりあえず最低限守るべき頭を隠すことから始めてみてはどうでしょうか。
生き残るチャンスも僅かながら増えそうです。