目は口ほどに物を言う

【漢字】目は口ほどに物を言う
【読み】めはくちほどにものをいう
【意味】言葉に出さなくても目の動きでわかる。
【例文1】彼はあんな強がっているけど目は口ほどに物を言うからすぐ嘘だとわかる。
【例文2】羨ましいだろう。目は口ほどに物を言うからな。
【例文3】嘘つけ、目は口ほどに物を言うよ。

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目は口ほどに物をいう

目は口ほどに物を言うというのは、口で直接言わなくても目でも感情を伝える事ができるという事です。口で物を言う言うというのは、言葉で伝えるということです。言葉で伝えると言葉を発している人の意志や感情が直接的に伝わってきます。言葉で伝えると、聞き手のとらえ方は文字通りのとらえ方になります。誰でも言語が表すその意味だけを理解することになるのです。どちらかと言うと、言葉を発した人が主導している伝え方です。一方、目でものが言えるかというと、シチュエーションによっては十分に相手に伝える事が可能です。たとえば、よく言われるのが、目が笑っているとか目が怒っているとかです。
つまり、口ではそう言いながらでも目は、笑っているとか、怒っているとかです。受けとり手が言葉で受け取っているにも関わらず、相手の目をみてさらに真意を読みとろうとしています。言葉を理解していながら、さらにその真意をさぐるというこっけいな状況が生まれます。目で物を言うという場合は、受けとり手側の勝手な想像を掻き立てて、言葉を発した人が主導している以上に受けとり手が真摯に受取ったり、大雑把に受けとったりしてしまいます。まさしく、目は、口ほどに影響力を持ち、物を言うのです。ですから、言葉を発しなくても目だけである程度の感情やシグナルを伝える事ができるのはいうまでもありません。