百鬼夜行

【漢字】百鬼夜行
【読み】ひゃっきやこう
【意味】素行の悪い者達が自由勝手に振る舞うこと。
【例文】深夜コンビニに若い者が百鬼夜行で騒がしい。

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百鬼夜行を思う

少し前のことになるが妖怪が出てくるような小説や漫画にはまっていたことがあります。そこでは妖怪たちを統べる長のような存在が自分の思いや主義を持って百鬼夜行を行うなんて描写がありました。その百鬼夜行を行う長たちは誰もが誰かのために方法は様々でしたが妖怪たちを集めていく姿を見ました。そんな姿は勇ましかったり悲しかったりと複雑な気持ちになるものが多く清々しい気分で読めるものはなかなかありませんでした。そんな中で他とは雰囲気の違う百鬼夜行を読んだ時の感動は忘れられません。一年の締めくくりの大晦日の日、一年の中で使われてきた道具たちが大切に使ってくれたことに感謝しながら憑藻神のような存在になり最後の日を百鬼夜行で彩っていました。筆やメモ帳、箸に櫛と小さなものばかりでした。鬼や九尾に餓者髑髏なんて華々しいものでもありませんでした。それでも他に読んだものとは違う温かな賑やかしさはそこに描かれていた人々と同じように自分まで笑顔になっていくようで自分が普段から使っている物を大切にしていかなければと感じさせてくれました。小さな物たちの最後の凱旋の様に描かれていた百鬼夜行ですがどの百鬼夜行よりも身近で最近の物の使用の仕方や消費社会と呼ばれている現代だからこそ考えなければいけないものがあると感じさせてくれました。