一病息災

【漢字】一病息災
【読み】いちびょうそくさい
【意味】一度も病気をしたことがない人よりも一度病気をした人の方が健康に気を使っているので、かえって長生きするということ。
【例文】生まれたときから喘息なので一病息災で健康には気を使っている。

一病息災をテーマにした記事

一病息災と言う言葉は納得がいきます

一病息災と言うことわざがありますが、この言葉は父の死によって、納得がいきました。
私の父はとにかく元気だけが取り柄な人で、平日朝から晩まで働き続けているのに、休日に成ると朝早く起きて散歩に出かけるのです。
休日ぐらいゆっくり寝ていたらと私たち家族が言っても、父はそんな言葉を耳にもせず、散歩に出かけてしまうのです。
病気というモノを味わったことがない父は、自分の体の心配を全くと言っていいほどしませんでした。
自分の好きなものだけ食べ、健康に良いと思われる食べ物はほとんど食べなかったのです。
私たち家族が健康のためにとどんなに勧めても、頑として食べようとしませんでした。
そんな父がある時、会社の健康診断で肺に問題があると言われたのです。
父はヘビースモーカーで、一日に何本もタバコを吸っていたので、それが災いしたようでした。
後日病院で精密検査を行ったところ、かなり進行した肺がんだと診断されたのです。
もう手の施しようがなく、後は抗がん剤で痛みを和らげることぐらいしかありませんでした。
そして父は、この後半年ほどでこの世を去ったのです。
若し父に持病があり、病院を度々訪れていたら、肺がんを早期に発見できて、死なずに済んだかもしれません。
父の死によって、私は一病息災と言う言葉を、強く意識するようになりました。