雪だるま式

【漢字】雪だるま式
【読み】ゆきだるましき
【意味】どんどん積み重なって大きくなっていく状況。
【例文1】雪だるま式に借金が膨れ上がる。
【例文2】雪だるま式に利息が増える。
【例文3】ローンが雪だるま方式に増える。

雪だるま式をテーマにした記事

雪だるま式に借金が増えた経験について

私は20代前半の頃、雪だるま式に借金が増えた経験をしました。
同時フリーターをしていたので、安定した収入はなくどちらかと言うと、遊びを中心に生活を送っていました。
その頃は、消費者金融が流行り出した時期で、利用する人が増え始めていました。その流れに乗った訳ではありませんが、お金に困る事が多かった私は、1社からお金を借りました。
フリーターでしたが、少しは収入があったので、借入をしても返済することはできた為、延滞などもなくしばらく利用していました。
数ヶ月後、利用している消費者金融から増額の案内が来て、それ以来どんどん増額されていき、限度額がフリーターの私からすると高い金額になりました。
今は色々な規制があり、そう簡単には増額されませんが、同時はそうでもなかったので、雪だるま式に借金が増えていきました。
油断すると、借金は直ぐに増えるという経験をして以来、なるべく借入をすることは避けています。例えば、ショッピングをする時はカードではなく現金だけにして、使い過ぎない工夫をしています。
お金の使い方は、自分で調整できるタイプとできないタイプがいると思いますが、私はできないタイプだと思うので、過去の雪だるま式借金の経験を活かし現在は自制しています。

雪だるま式に増え続ける借金生活。

私が社会人になったばかりの時のことです。
まだクレジットカードをみんながどんどん作っていた頃で分割払いも今よりもっとみんながたくさんはしている頃のことです。
とにかく社会人一年生の私はとにかくいろんなものを買いました。
今までフリーローンというのを組むのも親の許可が必要ですごく制限されていた感じでした。
成人になった途端親の許可も不必要で、なんでも自分の気持ちだけでできるようになりました。
もともと物欲のすごかった私は1回払いではとても買えないようなコートやジャケット、靴などブランド品などをとにかく買いまくりました。その頃はとても緩めだった限度額のカードもどんどん分割をし、買えるだけ買っていました。
どんどん支払いが雪だるま式に増え、追いつかなくなった私はクレジットカードの新しい使い方でキャッシングをしてしまいました。
支払いが苦しいとキャッシング。お金がどんどん出てくるとでも思っていたように借りてしまっていました。
毎月の支払いが給料より多い時もありました。
気づいた時には借金が200万近くまでになっていました。
結局何度かボーナスで返すというのを繰り返し続けて5年かかって返しました。
本当にあの頃の自分に戻ってもったいない買い方するな!と心から言ってやりたいです。