二番煎じ

【漢字】二番煎じ
【読み】にばんせんじ
【意味】二度煎じたお茶は味がないことから、繰り返しでおもしろさがない。
【例文1】毎回同じネタで二番煎じだ。
【例文2】芸人は二番煎じに苦労する。
【例文3】二番煎じは飽きた。

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テレビ番組では二番煎じのものがいくつか目立つ

二番煎じというのはすでに存在するものの模倣などをしただけであり、新鮮味がないといった、否定的な意味合いで使われる言葉ですが、昨今のテレビ番組ではこういった二番煎じと言われるような企画がいくつか目立ち、それが視聴者によって批判されているといったニュースがたまに見つかります。実際には二番煎じというよりは、パクリという言葉で批判されることも多いですが、なぜ批判されるのか?と言えば、実態が二番煎じだからでしょう。アイデアをパクっても、元の番組よりも面白いもの、独自の面白さが加わったものが出来上がれば、それは新鮮味があって、付加価値のついた番組ということが言えますから、二番煎じではないです。しかし、アイデアをパクりつつも、内容まで同じようなものになっているという現状があれば、それは視聴者から見れば二番煎じでしかないということで、それが批判の真意なのではないか?と思います。テレビ番組の制作において、二番煎じの路線を貫くのは簡単なのかもしれませんが、視聴者の気持ちも考えないと観てくれないという問題がありますから、すでに存在する番組の二番煎じではなくて、オリジナルの面白さを持った番組を作っていく努力をしないといけないのではないでしょうか?