猫ばば

【漢字】猫ばば
【読み】ねこばば
【意味】猫が糞をしたあと砂で隠す様子から、悪事を隠して知らん顔する。他人の物を勝手に拾得する。
【例文1】置いてあったゲーム機を猫ばばした。
【例文2】100円くらいいいだろうと落ちていたお金を猫ばばする。
【例文3】平気な顔して猫ばばする。

猫ばばをテーマにした記事

猫ばばという表現について考える

猫ばばという言葉は最近めったに聞かなくなりました。
子どもの頃の方がよく使っていたように思います。

「人のものを猫ばばするな」という言葉を耳にしたこともありました。
これに似た言葉で、泥棒猫というのもあります。

どちらも人のものを勝手に盗んで、自分のものにするという意味があります。
泥棒猫はどちらかというと、人に対して使う言葉かもしれません。

どちらも良い意味ではありませんが、猫が例えに使われているところがなんとも分かりやすくて面白いと思います。
しかし、猫好きにとってはあまり喜ばしい言葉ではないのかもしれません。

最近、猫ブームのようで、書店へ行っても猫に関する本を良く見かけるようになりました。
猫も犬も人間の身近にいる動物ですが、ずっと長い歴史があることなどから、それが当り前のように感じてしまいます。

猫の存在は人間を救うこともあります。
それなのに猫ばばといいあまりよろしくない言葉を使われると、猫の方も良い気はしないのではないかと思います。

猫は勝手気ままに生きているイメージがありますが、それが人間にとって羨ましく感じるところなのかもしれません。
身近な動物を使ったことわざなどの言葉は、どれも上手く表現されていてとても面白いと思います。

猫ばばされる

私は今まで猫ばばの経験は少ないのですが、猫ばばされたケースは多々あります。例えば会社勤めしていて、社用車で通勤していたことがありました。その時家の駐車場に車を置いていると、パソコンと現金4万円位猫ばばされた経験があります。警察には届けを出しました。現金は出てきませんでした。パソコンはケースだけが捨ててありました。こんな猫ばば泥棒は許されません。どういう気持ちで猫ばばしているのか。多分猫ばば泥棒は猫ばばに罪悪感を持っていないのではないでしょうか。何度もこういうことを繰り返して、いつかは捕まると思います。世の中と言うのはそのように出来ているのです。また、自転車を猫ばばされたことがあります。両親に買ってもらった新品の自転車を短時間のうちに猫ばばされてしまいました。両親には叱咤されました。平気で自転車を猫ばばされる奴がいるこんなひどいことをする奴は、同じことを言いますがいつかしっぺ返しがくると思います。世の中には人の物をまるで自分のもののようにして扱う、猫ばばするものがいます。とられた側はどんな気持ちで過ごしているかを考えたらそんな馬鹿なことはできないと思います。もっと日本も治安が良い世の中になってもらいたいと思います。