親はなくとも子は育つ

【漢字】親はなくとも子は育つ
【読み】おやはなくともこはそだつ
【意味】親がいなくても子どもはどうにか育って成長するものだから、そう心配する事はない。
【例文1】1週間も不在で子どもたちの事が心配だけど、親はなくとも子は育つというだろ。大丈夫だよ。
【例文2】いつまでも世話する必要はない。親はなくとも子は育つものだ。
【例文3】片親だろうが親はなくとも子は育つものだ。

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親はなくとも子は育つ。気負わない子育てを心がけよう

親がいなくなっても、子はなんとか育っていくものである。世の中のことはさほど心配したものではないというたとえ。(出典:大辞林 第三版)
日本における離婚件数は年々増加の一途をたどり、離婚経験率は将来30%近くなると予想されています。
離婚などわけあって片親で子育てをしている方も少なくありません。自分が離婚したせいで、子どもからお父さんもしくはお母さんを奪ってしまったと罪の意識がある方もいるでしょう。
そんな方には、この言葉はとても救われるのではないでしょうか。
離婚していなくても、両親共にフルタイムの共働きで、0歳の頃から保育園に通っている、そんなケースも今は多いですね。保育園の待機自動問題が大きく取り上げられる昨今、それだけ共働きの家庭が多いということです。
特に母親の役割は子育てにおいて父親より比重が高いと思われています。ずっと保育園に預けっぱなしで子どもと向き合ってあげる時間がないと日々反省している母親が多いと聞きます。
でも、子育ては親だけがすることではありません。保育園、幼稚園、学校。様々な環境の中で子どもは育っていきます。子どものしつけを園や学校に丸投げするのは決していけませんが、親が全ての子育てを行わなくてはと気負う必要もないのです。
仕事に子育てに、シングルマザーや共働きの母親には負担がとても大きくのしかかります。親はなくとも子は育つ、この言葉を支えに、思いつめずに肩の力を抜いて子育てできたらいいですね。