酒は百薬の長

【漢字】酒は百薬の長
【読み】さけはひゃくやくのちょう
【意味】酒が一番よく効く薬だという意味。
【例文】酒は百薬の長というだろ。酒は適度に飲むと健康にいいのだ。

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酒は百薬の長の由来について

酒は百薬の長、という言葉は社会人なら一度は聞いたことのある言葉ではないでしょうか?
「適量のお酒はどんな薬より健康のためによいものである」「適量のお酒はどんあ良薬より効果がある」などの意味があるそうですが、そもそもこの諺はどんな由来があるかご存知でしょうか?

この諺は「漢書」に記載されており元は王莽という人物の思想です。
(ちなみに王莽とは12歳の平帝を毒殺し皇帝の位についた人物です)
皇帝の位についた王莽は古代の制度にのっとった、色々な法令と制度を作るのですがなかなか上手くいきません。
そんな時にこれらの法令は「古代の聖賢の考えに基づいているのだ」という詔(みことのり)を出し、人民に自分が作った法令や制度を浸透させようとしたんですね。
その勅(みことのり)の一節に次のようなものがあります

「そもそも塩は食物に最も肝心で、酒は百薬の長、めでたい会合で嗜むよきものである。鉄は濃厚の基本となるものであり~」と長いので略しますが、生活に必要なものとして塩や鉄と並んで酒をあげ、百薬の長=多くの薬の中で最も優れている、と述べています。

ここから、現代で言われている「適量のお酒はどんな薬より健康に良いもの」として広まっていきます。

私はこの由来を知るまでただお酒が好きな人の言い訳の言い回しかと思っていたのですが、意外ときちんとした由来があったことに驚きました。そして、古い歴史の言葉が現在も使われていることに歴史の凄さを感じました。