親の似ぬ子は鬼子

【漢字】親に似ぬ子は鬼子
【読み】おやににぬこはおにご
【意味】親に似ない悪い子は鬼の子だと幼児を叱るときに使う。
【例文1】言いつけを守らない子どもは親に似ぬ子は鬼子だよ。
【例文2】親に似ぬ子は鬼子と子どもを脅す。
【例文3】誰だー!言う事を聞かない子は?親に似ぬ子は鬼子だよ。

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「親に似ぬ子は鬼子」は絶好のシチュエーション

親に似ぬ子は鬼子とは主に幼い子どもにしらしめる時に使います。
「そんなに言うこときかない子は鬼の子だよ~」と世のお母さんがおどかしている想像が目に浮かびます。
鬼という言葉がつくことわざは鬼は強いとか怖いイメージがありますからね。
私には子どもが2人います。下の二男がわんぱくで実家に行くと仏壇がある床の間にまず手を合わせます。壁の上にはご先祖様の写真が並べてあります。その一番端に怖い鬼の面が飾られているのです。最初に「これは鬼だよ。魔よけだよ。」と教えた時は何ともなかった様子でしたが、二男は当時3歳。食べ物を残したり、おもちゃを仲良く二人で遊ぶ事が出来なかったら鬼が来るよ~」と少し脅してました。遊んだおもちゃを何度片付けるように言っても聞かないのでとうとう兄弟が始まると私は鬼の面を取り、顔にかぶって「コラーお母さんの言うことが聞けない子は誰だー!」と追いかけまわしました。6歳の長男は固まった様子でしたが、二男はびっくりして泣き叫びました。ごめんなさい片付けます!お兄ちゃんにもおもちゃをかすから来ないでー」と鼻水まで垂らしていました。さすがにわたしもやりすぎたと思い「これからは兄弟仲良くするんだよ」と告げ和室から出てすぐお母さんに戻り泣きじゃくる二男を慰めました。今現在7歳・10歳になる息子たちをみると仲良く遊んでいる姿を微笑ましく思いながら思い出しました。