腰が強い

【漢字】腰が強い
【読み】こしがつよい
【意味】負けん気があり少々の事ではくじけない。
【例文1】腰が強くどんな困難な事にも粘り強く取り組む。
【例文2】母親になると腰が強い。
【例文3】腰が強いので頼りになる。

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「腰が強い」母のせいで人生が狂う琥珀たち

腰が強いとは 気が強くて容易に屈しないこと。 粘り毛が強い。また、弾力があって折れにくいこと。です。うどんや麺類の評価で使う腰が強い粘り気が強い、弾力があって折れにくいになりますね。
腰が強い母親のために人生を狂わされていく3人の兄弟の話が、小川洋子さんの「琥珀のまたたき」です。魔犬の呪いで妹を失ったと思いこんだ母親とその子どもたち。母と一緒に内縁関係だった父が残してくれた別荘に移り住みます。そこで父の手がけた図鑑を無造作に広げたページから、オパール、琥珀、瑪瑙という新しい名前を神託のように手に入れます。母だけは生活のために働きに出ますが、魔犬に襲われた時ようにと、つるはしを担いで毎朝出かけていきます。閉ざされた家の中で三人だけで独自に編み出した遊びに興じたり、庭の植物や生物を観察したり、父の残した書斎の書物から知識を得る彼ら。テレビやラジオといった外界とのつながりも一切ない中で母親による監禁生活が続きます。母の留守に出入りするようになった商人との交流によって、自分たちの生活がおかしなものだと気づいていきます。そして、彼らが救い出される日がきますが、それは母の死を示していました。