型にはまる

【漢字】型にはまる
【読み】かたにはまる
【意味】昔からのしきたりにこだわり、特徴や個性がない。
【例文1】今どき型にはまっていては、商売は成功しない。
【例文2】昭和の男性は型にはまりがちだ。
【例文3】頑固で昔の型にはまる。

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「型にはまる」現代を生きる人たち

現在、世の中は急激に変化していき、あらゆるものの変化も絶えず繰り返されています。ファッションや流行も時代と共に変化し続けている存在だと思います。常にアンテナを張っていないと時代に取り残されてしまうくらいです。

しかし、人のパーソナリティーに関して言えば、現在を生きている人たちの多様性が少なくなってきていると感じてしまうことが多くあります。文化の多様性は、ここ数十年でかなり広がりを見せていると感じますが、人の性格や言動は画一化しているのではないかと感じています。

現在、文明が発達し、パソコンやスマホを用いることで24時間世界中の情報に触れることが出来る時代となりました。効率化を求め、徹底的に無駄を排除する世の中になり、ファッションに関して言えば、ブランド志向ではなくなり、ファストファッションが定着してきて、似たような服が街に溢れかえっています。電車ではスマホをいじる人が多くなり、雑誌や新聞、本を読む人を見かけなくなってきました。就職活動では他人と差をつける必要性があるのに、同じダークスーツを着て、同じような髪型で選考に挑んでいる学生が大半です。

文化は多様化しているのにも関わらず、人の性格や言動は画一化、型にはまっているように感じます。