目に物言わす

【漢字】目に物言わす
【読み】めにものいわす
【意味】目つきで気持ちを伝える様子。 
【例文1】娘が目に物言わしてパパにおねだりする。
【例文2】いやだという顔つきが目に物言わす。

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「目に物言わす」が果たして通じたものかどうかは不明ですが

「目に物言わす」というのは「自分の言わんとすることや思いを、目で相手に伝える」という意味です。

一般的に人は相手とコミュニケーションをとるとき、単にその相手が発する言葉そのものからだけでなく、その人の動作や態度、そして視線というものからも敏感に感情を感じ取っています。そして、いくら言葉で何と言おうと、目からくる正直な気持ちというものは不思議なことに敏感に感じ取れます。嘘をついていたら目を見ればわかる、なんてことも言われますよね。

例えば、母親が我が子が悪意を働いたときなどに「目に物言わす」ということがあるでしょう。すぐに口に出して子どもに叱るよりも、ただ無言でいながらも母親は「自分の目に我が子へ伝えたい大切な思いを込めてじっと見つめ続ける」ことがあります。子どもがどのようにその状況を感じ取るかは不明ですが、確かにこのような場面などで「目に物言わす」という表現が使えますね。

私自身も経験がありますが、相手が何も言ってこなくてもその人の目を見れば怒っているのか、不満なのか、悲しいのか、感動しているのかなど、ありとあらゆるその人の感情や思いが自然と伝わってきます。人間ですから誤解して理解することもあるかもしれませんが、それほど目という機能は私たちのコミュニケーションにおいて大きな役割を果たしているということではないでしょうか。

目に物言わす母の眼力

我が家は一番上とその下が男ですが、その後に三姉妹が続いています。父方の祖父母と母方の祖父母も非常に仲が良く、元々父と母は幼馴染だったので行ったり来たりで育ちました。今日は私と妹は実家で、その他は祖父母の家でお泊り。誰が決めたわけではなく、このように行き来していたわけです。そして、みんなそれぞれ結婚して家庭を持ってからも、全員が同じ市に住んでいます。都内ですからちょっと珍しいかもしれませんね。
こういう状況になって改めて気付いたのが、母の眼力の凄さです。五人兄弟がそれぞれ結婚して、おまけに子どももいるわけですから集まるとすごい人数になります。幸い?父方祖父母の家が都内でもかなり広いので窮屈に感じることはありませんが、子ども達はやっぱり騒ぎますよね。私達の子どもの頃のように行ったり来たりは普段からしていますが、子どもの量が増えると賑やかさは何倍にも膨れ上がるのです。
そんな時、母が一喝するのが定番。私達が怒っても全然駄目なのですが、母が怒ると子ども達も静かになるのです。まさに目に物言わす眼力といったところでしょうか。私達と違って静かな一喝なのですが、それでも効果は抜群なんですよね。私もいつか目に物言わす眼力が手に入るのでしょうか。