虎は死して皮を留め、人は死して名を残す

【漢字】虎は死して皮を留め、人は死して名を残す
【読み】とらはししてかわをとどめひとはししてなをのこす
【意味】虎は死んでも美しい皮を残すように、人も死後は褒め称えられるような生き方をするべきだ。
【例文1】父母を見習って虎は死して皮を留め、人は死して名を残すような生き方をする。
【例文2】祖父は虎は死して皮を留め、人は死して名を残す人生を送った。

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人は二度死を迎える?虎は死して皮を留め、人は死して名を残す

昭和の時代には人々の心を打つ歌がたくさん作られました。
戦後、下を向いていた日本人にもっと前を向いて行こうと思わせてくれる歌や、労働を励ましてくれる歌。
そして多くの人がその歌を聞けば、歌詞を見なくても口ずさめるという歌があります。
日航機の事故で御巣鷹山に散った九ちゃんこと坂本九さんが歌った歌には、そうした歌がたくさんあります。
世界的にも「すき焼きソング」として有名になった坂本九さんの歌「上を向いて歩こう」は永六輔さんの作詞したものです。
先ごろ亡くなった永六輔さんは、パーキンソン病を発症してからもラジオの番組に出演して、同じパーキンソン病の人にエールを送り続けていました。
その永六輔さんの言葉に、「人は二度死を迎える」というのがあります。
一度目は人間として肉体が滅びた時、二度目はその人のことを覚えている人が絶えた時だということです。
「虎は死して皮を留め、人は死して名を残す」ということわざがありますが、それからすると残された名を聞いても誰もその人を誰であるか分からなくなったら、その人に二度目の死が訪れたということです。
戦国時代の武将などは、武勇とともにエピソードが語り継がれて、今でも人々の心に生きています。