盾(楯)を突く

【漢字】盾(楯)を突く
【読み】たてをつく
【意味】文句を言って反論する。反抗する。
【例文1】親に盾を突く。
【例文2】先輩に盾を突く。
【例文3】子どもが盾を突く。

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若いうちは盾を突きやすい

「親に盾つく」という言葉は良く聞きますが、その語源が盾を突くから来ているとは知りませんでした。
今は実際に盾を持って突くことは、ほぼありませんが、それでもそのくらいの反抗心という意味なのだと思います。

子どもの反抗期では、子どもが親に盾つくようになります。
しかし、反抗期は親離れをする大切な時期です。

中にはずっと反抗期がない子どもいるようですが、これはこれで心配になってきます。
また、早くから反抗期が来る子もいれば、後になってから反抗期になる子もいるようです。

盾を突くのは親だけではなく、職場の上司や先輩などにもあります。
それだけ元気が良いという証拠かもしれません。

刑事ドラマなどを見ていると、元気いっぱいの新人刑事が上司や先輩刑事に盾を突いている場面が良く出てきます。
たいてい、新人は元気が良くて、時には無鉄砲なことをやりかねないというようなキャラが多いような気がします。

若い時には誰でも何かに対して盾を突いているのかもしれません。
それが年齢を重ねて、いろいろなことを経験していくうちに、角が取れて性格も丸くなっていくのだと思います。

そのうち、盾を突く大人がいなくなる年代になると、逆にそれが寂しくなってしまうのかもしれません。 

今のうちに上司に盾を突く

人工知能が私たちの身の回りの色々なところに関わってくるようになりました。ユーチューブを見ていても自分の好きそうな動画をあなたへお薦めの動画としてどんどん薦めてくれます。なのでいったんユーチューブを見出すと次から次へとお薦めの動画をみてしまいきりがなくなってしまいます。ユーチューブを見るのは無料なので良いのですが問題はネットでのお買い物です。いったんAmazonなどのホームページで何か商品を検索すると、自分が他のホームページを見た時にその商品の広告が色々なところにちりばめられます。クリック一つでお買い物が出来る時代これをやられると欲しくない商品にもついつい手を出してしまいそうになります。
全てこういったことは人工知能がディープラーニングで自分でどんどん学習して相手の好みに合わせた商品やユーチューブを探しだしているのです。人工知能恐るべしです。人工知能が自分で勉強するとなると将来の大学入試では学生と一緒に人工知能を搭載したロボットが受験しているかもしれません。そして仕事場でも同じように自分の上司が人工知能搭載のロボットになる時代が来ると思います。人間の上司なら盾を突くことも出来ますが、人工知能の上司にはとてもじゃないけれど勝ち目はないし、盾突くことは出来ないと思います。上司が人間のうちに色々と上司に盾を突いておこうかなと思っています。