溺れる者は藁をもつかむ

【漢字】溺れる者は藁をもつかむ
【読み】おぼれるものはわらをもつかむ
【意味】人は溺れた時は考える余裕もなく、浮いている物は役に立たない藁でも掴もうと必死な様子から、非常に困った時は役に立たないようなものにまで頼ろうとするものである。
【例文1】溺れる者は藁をもつかむ思いで、勘当された実家にお金を借りに行く。
【例文2】溺れる者は藁をもつかむ思いで、宝くじを買う。

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「溺れる者は藁をもつかむ」状況になった時

「溺れる者は藁をもつかむ」という言葉は、状況がわかりやすくてとても表現方法だと思います。
苦しい時や大変な時、または危ない時は必死で何かをつかもうとしてしまいます。

それがたとえ頼りにならないものでも、何かをつかもうとすることが、次の何かに繋がるような気がしてしまいます。
時にはその掴んだもので成功する場合もありますが、変なものをつかんでしまうこともあります。

人生がどうなっていくかは、そういった窮地に立たされた時に何をつかんでいくかによっても大きく変わっていくような気がします。
これは単に運が良いとか悪いとかだけの問題ではないような気がします。

自分がおぼれた時にその状況を救ってくれる何かが流れてくるとすれば、それは次に自分が必要とするものかもしれません。
それと同時に良いものをつかんでいくためには、やはり日頃の行いが重要なのではないかと思います。

自分がおぼれた時に、自分を救ってくれる藁をつかむためには、幸運の貯金をしておく必要があると思います。
万が一に備えた金銭的な貯金だけではなく、目に見えない貯金も必要ですし、むしろそれの方が大切なことかもしれません。

「溺れる者は藁をもつかむ」ような状態は、できれば人生であまり経験したくはないものです。
しかし、そうなっても幸運が舞い降りてくるように準備しておくことはできるのではないかと思います。

溺れる者は藁をもつかむを身を持って体験しました

夏の暑い日、私は友人と二人で涼しさを求めてとある渓流へと赴きました。
そこは夏でも冷たい水が流れており、暑い日に涼むにはちょうどよかったのです。
この日は前日に雨が降ったらしく、水かさが増していました。
流れが急だったので危ないかなと思いましたが、気を付けていれば大丈夫だろうと思い、二人で水遊びをしていました。
すると水の中の石がぬるっとしていて、私はこけてしまったのです。
流れが急だったので、私はあっという間に流されてしまいました。
この時私は、何かに掴まろうと必死になりました。
溺れる者は藁をもつかむと言う言葉通り、水中の水草や木の板など、なんでもいいから掴もうとしたのです。
しかし掴んだものは全て頼りない物ばかりで、私はどんどん下流に流されてしまったのです。
そんな最中、どんっと体が何かにぶつかりました。
それは大きな石で、これはちょうど良いと思い、私は必至でこの石にかじりついたのです。
ですがこの石もぬるぬるしており、徐々に手の力もなくなって来てしまい、かじりついていられなくなってしまったのです。
そんな所を間一髪、友人が呼んでくれたレスキュー隊に因って助けられました。
私はこうして、九死に一生を得たのです。
今まで私は溺れる者は藁をもつかむと言う言葉を聞いて、藁なんて頼りない物掴んでどうするんだよと思っていましたが、実際におぼれてみて、この言葉の意味が良く分かる様になりました。