夜の帳

【漢字】夜の帳
【読み】よるのとばり
【意味】夜になって暗くなること。
【例文1】夜の帳が下りて街に灯がともる。
【例文2】夜の帳の一人歩きは危険だ。

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夜の帳が下りた世界で、いつも待っていてくれた人。

高校時代、絵を描くことに興味があった私は自宅からバスで50分かかる絵画教室に通わせてもらっていました。
何故そんな離れた場所に行っていたのかと言うと、近所に絵を教えてくれる先生がいなかったから。
私の地元はかなりの田舎で近くで出来る習い事と言えば習字とそろばん教室のみでした。
そろばん教室は小さい頃に一時期通っていました。でも、もともと計算が苦手だった私には合わなくて長続きはしませんでした。
ですから一度、自分がやりたいことを習ってみたかった。遠くまで通うのは楽ではなかったものの、絵の指導をしてもらえるのはやっぱり嬉しかったです。
教室は平日の放課後だったので行きはともかく帰りのバスに乗る頃にはいつも外は真っ暗でしたね。
乗る人の少ないバスの中から眺める夜の帳が下りた世界はちょっぴり物悲しかった。田舎だから明かりも少なくて。
でも、暗い中女の子を一人で歩かせるのは心配だからって父がいつもバス停まで迎えにきてくれていました。それは本当に有り難かったし安心出来ました。
晴れている日は星が綺麗でした。父と取り留めの話をしながら家に帰っていました。今思えばあの時間も貴重だったと思います。
現在は実家を出て町中で一人暮らしをしています。絵画教室は高1から高2の終わりまでの約2年間通わせてもらいました。
あの頃両親から好きなことをさせてもらえたこと、今でも感謝しています。車を運転出来るようになった今は別の絵画教室に自分で通っています。