話に花が咲く

【漢字】話に花が咲く
【読み】はなしにはながさく
【意味】次から次に話題が出て話が盛り上がる。
【例文1】地元の集まりはいつも花が咲いて朝まで飲み明かす。
【例文2】正月に家族が集まり話に花が咲く。
【例文3】同窓会で昔話に花が咲く。

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話題にしている事柄が楽しくて、いつまでもその事を話していたい気持ちがついつい顔に出てしまい、華やいだ表情にが満開の花の様でその二つが合わさり「話に花が咲く」となります。思わず笑顔になる位の話題でなくては話に花は咲きませんし、基本嬉しい事であるのは間違いありません。「初孫の話に花が咲く」や「課長昇進の話に花が咲く」という具合です。只、たまに「上司の悪口に花が咲く」なんて事もあったりしますので、楽しい話=めでたい話とは一概には言えないようで、共通の不満を持っている人同士が集まってその不満のポイントが一緒であると、途端に意気投合して不満に対する愚痴に花が咲き出す事となるのです。人間にとって他人とコミニュケーションを取る一番簡単な方法は会話ですが、それには意思の疎通というのが不可欠であり気心の知れた相手となら気軽なやり取りも容易に出来るのです。そこに共通の話題が発生すれば共感を呼び良い事・悪い事に関わらずつい話し込む状況に発展して行くのです。特に共感のレベルが同じだと相乗効果が加わり、どこまでも弾んだ心の被せ合いとなってしまい、留まる所を知らなくしてしまいます。話に花が咲く事自体は大変結構な事ですが、刻を忘れて話し込んでしまい大事な約束をすっぽかすなんて事にならぬ様、気を付けたいです。