風前の灯

【漢字】風前の灯
【読み】ふうぜんのともしび
【意味】風で灯りが消えてしまいそうな様子から今にも壊れそうな危険に陥ること。
【例文1】ガソリンがない!ガソリンスタンドも見当たらない!まさに風前の灯だ。
【例文2】100歳の祖父が風前の灯状態になる。

風前の灯をテーマにした記事

風前の灯状態となった飼い犬の最期を見届けました

私が子供の頃、犬好きの私の為に、両親が一匹の柴犬を買ってくれたのです。
犬好きの私としては初めての飼い犬だったので、嬉しくて仕方がありませんでした。
それから私はこの柴犬にごうと名付け、一緒に暮らす様になったのです。
平日は郷に挨拶をしてから学校に行き、帰宅してから直ぐにごうを散歩に連れ出しました。
ごうは散歩が大好きで、つないだリードを思いっきりひっぱり、まるで私の方がごうに散歩をされているようだったのです。
またごうの躾も、私がしました。
ごうはとても賢く、私が言った事を直ぐに理解してくれて、言う事をちゃんと聞いてくれました。
私はこんなごうの事を、いつしか犬ではなく弟のように思う様になったのです。
それからごうとの、楽しい時間が続いたのです。
そんなある晩の事、急にごうが苦しみだしました。
動物病院で診てもらおうかと思いましたが、家の近くに動物病院はなく、車もないので動物病院に連れて行く事は諦めました。
ごうはそれから数時間苦しんでいて、徐々に虫の息状態となってしまったのです。
風前の灯状態となってしまったごうの命がいつ消えても良いように、私はごうの傍から離れませんでした。
そして明け方近くに、ごうは静かに息を引き取ったのです。
弟のように思っていたごうが天国に行ってしまい、私はそれからしばらく放心状態となってしまいました。