有無を言わせず

【漢字】有無を言わせず
【読み】うむをいわせず
【意味】相手の承知・不承知に関わらず強制的にという意味。
【例文1】有無を言わせず庭の草むしりを手伝わせる。
【例文2】有無を言わせず懇親会を開催する。
【例文3】有無を言わせず残業だ。

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有無を言わせず通帳を預かる

私は医療福祉関係の仕事をしていますが、入院費を払わない患者さんが時にはいらっしゃいます。そんな時は、有無を言わせず通帳をなどを押さえます。その患者さんは悪意がありお金は待っているのだけど、入院費が勿体無いのか一向に知らぬ存ぜぬです。再三の忠告にも関わらず入院費は1円も入れない状態でした。そして私は支払い計画書に印鑑を貰って期日迄にお金を支払わないとメイン通帳を預からさせていただくことを文章で取り交わしました。そして、期日の日がやって来ましたが、とうとう入院費はお支払い頂けなかったので、通帳と印鑑を預りました。そして、その通帳には2ヶ月に1回年金が入ってくるのでそこから入院費を支払ってもらうという形を取りました。何百万円もの入院費が貯まっていました。患者さんからも通帳を預かったおかげで、泥棒などの憎まれ口を叩かれましたが、そこは私の領域の仕事ですから淡々と業務をこなすだけのことでした。莫大な入院費は数年かかかって完済しました。時に人へ有無を言わせず業務を遂行するのが私の仕事です。