三拝九拝

【漢字】三拝九拝
【読み】さんぱいきゅうはい
【意味】何回も拝む。何度も頭を下げて敬意を表す。
【例文1】家族の幸せを三拝九拝して祈願する。
【例文2】命の恩人に三拝九拝する。
【例文3】三拝九拝で金婚式を祝う。

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三拝九拝

人に敬意を払うときや、謝意を伝える時に、人は頭を下げますが、これを何度も繰り返す事を三拝九拝と言います。
例えば、職場や学校で目上の人、すなわち上司や取引先、先生や先輩などに敬意を払うことは、多々ありますが、その中でも頼みごとをしたり、感謝の意を伝えたい時、また、謝罪する時には、頭を下げます。しかし、目上の人でなくても、頭を下げることはあります。では、それも三拝九拝にはならないのか、と感じることもあると思いますが、
それは三拝九拝とは、また違った意味になります。どうしてそうなるのでしょうか。つまり、目上の人と目上の人でない人に対しては、同じ頭を下げるということでも、度合いが違ったりします。
そういった時に、目上の人に対しては、何度も頭を下げるといったことによって、敬意や謝意の強さを表現し、伝えるのです。ですから、同じ頭を下げるのでも、目上の人に対してのみ三拝九拝という言葉が適用されます。
これは、メールや手紙といった媒体にも、適用されることであり、文末に三拝九拝と表記することによって、相手に対して、敬意や謝意を伝えます。この場合の三拝九拝は、相手が目に見えないメールや手紙では、相手に敬意や謝意を伝える事ができる大切な言葉です。