めっきがはげる

【漢字】めっきがはげる
【読み】めっきがはげる
【意味】隠していた事柄や本性がバレてくる。
【例文1】最初はいい人だと思っていたが、長く付き合っている間にめっきがはげてきた。
【例文2】とうとうめっきがはげる。
【例文3】同棲を始めてめっきがはげる。

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寿司パーティーを開催してめっきがはげる

私の父親は、寿司職人で自営業をやっていて、小さい頃から仕事を見ていました。
職人になるつもりはなかったので、修行をする事はありませんでしたが、魚のおろし方だけは父親から教わりました。
そんな環境で育った為料理が好きで、休みの日には寿司を握ったり創作料理を作ったりして、家族サービスをしています。
ある日、妻の妹夫婦が遊びに来る事になったので、寿司を握りパーティーを開催しました。その際、材料の買い出しから作る作業を全部私が担当する事になり、気合を入れて寿司造りに挑みました。
スーパーへ行って新鮮で脂が乗っていそうな魚を複数購入して、中でもマグロは大トロのような色合いがある物を購入しました。
早速アジやイカ、カツオなどを調理して寿司を握りみんなに作っていると、美味しい!と評価され少し優越感に浸っていました。
妻の妹夫婦からは、『凄い!寿司ネタとか選ぶのも上手』と言われ、私は親が寿司職人だったからね?!と調子に乗って言いました。
そして、1番自身のあるマグロを握り、みんなに今日1番のおすすめで最高に美味しいマグロだよ!と言ってテーブルに出しました。
みんながマグロを口に入れた途端、少し険しい表情をしたので、不思議に思った私はマグロを食べてみると、硬くて噛みきれない程でした。
大トロではなく、腹身だったみたいで筋が多く正直食べられる物ではありませんでした。
そのようなマグロを1番のおすすめと言った私は、寿司ネタ選びのプロというめっきがはげる事になり、恥ずかしい思いをしました。