這っても黒豆

【漢字】這っても黒豆
【読み】はってもくろまめ
【意味】落ちている物が黒豆だと言った人が、それが這いだして虫だとわかっても黒豆と言い張った。つまり間違いがわかっても強情に認めない人。
【例文1】彼は這っても黒豆だから、その辺はうまく逃げる。
【例文2】頑固で這っても黒豆な性格が損している。
【例文3】言い訳ばかりで這っても黒豆だ。

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這っても黒豆みたいな人は自分の意見を変えない、頑固、強情だったりする人

どうしても自分の意見を変えない、いわゆる頑固だったり強情だったりする人がいますよね。もしかすると誰しもが何かしらのことで、他人に何を言われても譲れない信念があるかもしれません。ですがたとえば「理屈に合わないことだと周りから言われても、自分の意見を変えない」といったことはあまりおすすめできません。這っても黒豆のような人になってしまうと、自分のためにならないと考えられるからです。

人は何をするにしても、意識的であれ無意識的であれ「この方法が正しい」と考えて行動するでしょう。しかし後々にその行動が間違っていたと判明したら「次からは同じ間違いをしないように気を付けよう」と反省できますよね。間違いを認めて学習することで、人は成長していきます。ところが頑なに自分の間違いを認めない人の場合、自分の行動を反省しようとしません。そうなると学習する機会も失いますし、自分を成長させることさえできなくなってしまいます。

ときには自分の間違いを認めるのが恥ずかしいかもしれません。反対にすぐ間違いを認められる場合もあるでしょう。ただ理屈にあわない間違いの場合は、きちんと自分でも間違いを認めて、次からは同じような間違いをしないように気を付けることで、人としてより成長していけるのではないでしょうか。