烙印を押される

【漢字】烙印を押される
【読み】らくいんをおされる
【意味】烙印とは鉄製の焼印のことでその昔、動物や罪人に押されていた。いつまでも消す事ができない汚名を受ける。また周囲からそうだと決めつけられる。
【例文1】たった一度のミスで役立たずと烙印を押される。
【例文2】酒癖の噂が広がりいつまでも烙印を押される。
【例文3】バツ3の烙印を押されて婚活に影響が出る。

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烙印を押されるとは

烙印を押されるの「烙印」は、家畜などの体に印をつける焼き印のことです。またその押された印のことも言います。烙印(焼き印)が一度押されるとなかなか消えないように、烙印を押されるとは、いつまでも消し去ることができない汚名を受けるという意味です。または、そう決めつけられることも言います。
「たった一度のミスで役立たずの烙印を押された」とか「正義の告発をしたのに裏切り者の烙印を押された」などと使われます。この場合「烙印」が本人に不当なものであり、その人物の再挑戦や社会復帰のチャンスを奪ってしまう場合に用いられることが多いのです。
しかし、実際にやってはいけないことを行い、「烙印」を押される場合もあります。遺跡発掘の現場で、捏造を行った歴史学者がいましたが、彼などはまさに、捏造者としての「烙印」を押されたのです。この場合は、本人にとって不当なものという考え方は当てはまりません。
また、「烙印」は犯罪者に直接押されたりもしました。時代によって変わりますが、額に「罰」という文字を押したという事例もあったようです。これからも、犯罪者の烙印を押されたという言葉が生まれたのかも知れません。
「烙印」という言葉余り良い意味を持っていません。できれば、生活する上で押されたくはないものです。