蛇足

【漢字】蛇足
【読み】だそく
【意味】蛇の絵に足はいらないことから、不要なもの。付け加える必要がない。
【例文1】彼女は帰国子女なので、通訳は蛇足。
【例文2】最近の車は蛇足機能が多い。
【例文3】スマホのアプリのおかげで蛇足が増えた。

蛇足をテーマにした記事

蛇足って実はこんな意味らしい

最近、色々なコラムで「蛇足として・・」と書き足してある文章がある。
例えば、カレーのレシピのコラムで「蛇足として、カレーの残りを利用してグラタンを作りました」という記事がありました。
なんとなく蛇足って書き足して、為になる事を言ったりするものと思い込んでいました。
しかし、蛇足とは蛇に足をつけたら・・全く意味がない。というか蛇に足を足すと邪魔なものではないのかという意味では?
と疑問を抱いたので、蛇足の本来の意味を調べました。
蛇足とは余計なものを付け足した為に物事の価値を下げたり、駄目にしてしまう事である。
これが蛇足の本来の意味であります。
つまり、先程のカレーの記事のグラタンのくだりは本来の蛇足としての意味ではないのかな?と個人的に思っています。
カレーをグラタンにして、もし美味しかったら為になるのでその記事の価値を上げるし、もし不味くてもこのカレーはグラタンに合わないという知識が入って為になります、と思っています。
だから、本来なら蛇足としての意味なら。
「このカレーを私の彼氏にご馳走したら・・キャッ(照)」とか足したら本当に蛇足やわ!とか思います。
最近、蛇足って意味を勘違いしてしまってる人が増えてるって事だと思います。

蛇足

蛇足とはあっても役に立たないもの、無駄とか不要にあたるものに対して使われる言葉ですが私はどうも人に何かをプレゼントする際に相手にとってこの蛇足的なものを選んでしまいがちで、いわゆるセンスがない人間なので耳に痛い言葉です。以前に父の日に甚平をあげた事がありました。6月というこれから夏に入る時期で服装から涼しくしたらどうだろうとか、自分が甚平を着て過ごしやすく気に入ってたのもあって選んだのですが、一回も着てる姿を見ることがありませんでした。その後だいぶ月日が経ってから祖父母に会いに行く機会に祖父の誕生日と重なった事があり出掛ける時仕事で行けない父が「じゃぁ、これもあげたら喜ぶんじゃないか」と差し出されたのが私のあげた甚平でした。そこで父から自分はこういうの着ないからと聞けて捨てるよりは良いかと前向きに思う気持ちと何だか切ないような複雑な心境に陥った記憶があります。また昔友人に目覚まし時計を贈った時は、携帯でアラーム機能で起きてるから必要ない的なニュアンスでバッサリと斬られ確かにそうだと納得しつつ自分のセンスの無さにガックリした事もありました。そう自覚してからは家族でも友人でも何が欲しいのか聞く事にしました。サプライズ感は無くなりますが、大体こんなのが欲しいというジャンルの中で選ぶとやっぱり失敗が少なくてあげた後罪悪感に襲われなくなったので良かったと思っています。