恥の上塗り

【漢字】恥の上塗り
【読み】はじのうわぬり
【意味】恥をかいた上にさらに恥をかく。
【例文1】酔っぱらって泣いたりわめいたり恥の上塗りだ。
【例文2】スピーチで緊張して声は出ないわ、噛むわで恥の上塗りだ。
【例文3】転んでセリフも忘れ恥の上塗りだ。

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恥の上塗りになっても

たとえば人前でスピーチをしてしまって、次に話すべきことを思い出せなくなって黙ってしまい、恥ずかしくなったという経験を持つ人もいるかもしれません。しかし中には、スピーチの内容を思い出せなくて黙り込み、恥ずかしい気持ちになった上、ようやく内容を思い出せたから話そうとしたら、今度は上手く呂律が回らずに噛んでしまって、恥の上塗りになってしまった、という人もいるかもしれません。

ですが恥をかいてしまったとしても、それをどうにかすればチャンスに活かせることもあるのではないでしょうか。たとえば、自分では恥の上塗りとなってしまったスピーチであっても、そのスピーチの最後に「次のスピーチこそは、上手に話せるようにしたいです」などと一言添えるだけで、ちょっとした笑い話に変えることが出来ます。
もしも笑い話にするのがあまり好きでない人なら、まるで何事もなかったかのようにスピーチを終わらせてしまうのも有りでしょう。たとえスピーチを終えた後に、誰かから軽い指摘を受けたとしても適当に話を流してしまうのが、気持ちとしても楽になると思います。

『恥をかく』というのは、できるだけ避けたいものですよね。しかし『恥をかいてしまった』と考えるのではなく、『恥だと感じたところが、自分の苦手なところ』だと捉えると、少し前向きになれますよ。苦手なところを克服できるチャンスです。『恥』だって自分を成長させてくれる要素と言えると思います。