丁丁(打打)発止

【漢字】丁丁(打打)発止
【読み】ちょうちょうはっし
【意味】激しく討論する様子。
【例文1】彼も負けじと丁丁発止で反論してくる。
【例文2】政治家が丁丁発止で議論する。
【例文3】一歩も引かず丁丁発止。

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丁丁発止の応酬があった東京新聞の女性記者

政治は分かりやすくなければならないし、正しくなければならないのですが、アメリカや中国などの大国であっても、なかなかそうした正しさがうまく包み隠されて大衆に伝えられることが多いようです。
翻って、では日本の国では政治に求められる正しさがきちんと守られているのかというと、最近の安倍政権ではさまざまな問題が表出してきました。
長期政権のおごりが、正しさや真面目さという本来「基本の基」という部分をないがしろにするような、タガのゆるみとなって出てきたのです。
それでも安倍政権の要として立つ菅義偉官房長官は、記者会見の席でも守りの姿勢を保とうとしましたが、森友学園問題や加計学園問題などについてはタジタジになっていました。
中でもインターネットのニュースなどに取り上げられるほど、丁丁(打打)発止の応酬があったのが、東京新聞の女性記者とのやりとりです。
並み居る記者たちの中で、問題点について問いただしていたのが女性記者だったという点だけでなく、いつも冷静な菅義偉官房長官がその記者とのやりとりに表情を変えていました。
こういったジャーナリストの忖度を抜きにした姿勢こそ国民のためのマスコミの姿でしょう。
他社の記者も、本当に伝えるべきことを、なれあいというぬるま湯から出て伝える姿勢を見せてほしいものです。