前車の轍を踏む

【漢字】前車の轍を踏む
【読み】ぜんしゃのてつをふむ
【意味】前の人と同じ失敗を繰り返すこと。
【例文1】会社を引き継いだものの前車の轍を踏まないか不安だ。
【例文2】会社の信用を失い前車の轍を踏む。
【例文3】前車の轍を踏み、改善する。

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前車の轍を踏むときだってあって良い

生きていれば何事にも失敗はつきものです。失敗は成功の基とも言うくらいですからね。ときには前車の轍を踏むこともあるかもしれません。もし仕事で、前の人がやってしまった失敗と同じ失敗を、自分がやってしまったとしたら、もしかすると上司から「前例があったのになぜ失敗をしたのか」と怒られることだって無きにしも非ずでしょう。

そうは言っても、自分の人生ですら同じ失敗を繰り返してしまうことがありますよね。それなのに他人と同じ失敗をしてしまうことがあるのも、仕方ないのではないでしょうか。もしも同じ失敗を繰り返してしまうなら、自分なりに対策を取ることだってもちろん必要です。その対策のおかげで、同じ失敗をしなくなったという人もいるに違いありません。失敗をしない人生なんてどこにもありません。重大な失敗が続くようであれば、それは強固な対策を考えるべきだと思いますが、生きていれば失敗はつきものです。

反対に、成功をしない人生だってありません。誰かしら何かしらで成功した経験があるはずです。もしかするとその成功は、たくさんの失敗の上で生まれたものかもしれません。前の自分と同じ失敗をしたり、前の人と同じ失敗をすることもあるかもしれませんが、人生は失敗だらけではないと思います。