水は方円の器に従う

【漢字】水は方円の器に従う
【読み】みずはほうえんのうつわにしたがう
【意味】水を入れる器の形により丸に四角にもなることから、人は環境や交友関係で良くも悪くもなる。
【例文1】子どもがたくさんいる地域に引っ越して子どもが明るくなった。水は方円の器に従ってよかった。
【例文2】一人ぼっちになって水は方円の器に従うで痴呆症になる。
【例文3】独り身になり老けこむ。水は方円の器に従うだ。

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人の内面とは水は方円の器に従うかの如く

『自分が憧れる理想像』というものを持っている人がいることでしょう。たとえばいつも周りを楽しませてくれる人、細かい気配りができる人など、身近にそういう人がいて「その人のようになりたい」と感じている場合、その人と親交を深めてみることをおススメします。

というのも人の内面とは、自分だけで形成していくのではなく、周囲にいる人がどういう人物かによっても形成されていくためです。人の内面とは、ある程度の土台は幼少期の環境によって作られますが、大人になってからでも内面は変えることができます。ですから「自分がなりたい人」が身近にいるのであれば、その人と話してみたりご飯をしてみるなど、自分から相手に働きかけて親密になってみるのが良いでしょう。水は方円の器に従うように、人の内面とは、周りにいる人や自分が置かれている環境によって変わっていくものです。

このように述べると、人の内面とは意外と移ろいやすいものと感じるかもしれません。それともう1つ気にかけていただきたいのが、つまりは人としてあまり好ましくないような人と一緒にいると、自分も似たようになってきてしまう恐れがあるということですね。仕事の付き合いなどで仕方ない部分もあると思いますが、自分が付き合っていく人は多少は取捨選択しても良いと思いますよ。