馬耳東風

【漢字】馬耳東風
【読み】ばじとうふう
【意味】人の意見や批評など聞かず聞き流す。
【例文1】上司に意見しても馬耳東風だ。
【例文2】馬耳東風で押し通す。
【例文3】のんきで馬耳東風だ。

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馬耳東風の裸の王様

馬耳東風とは人の話、批評などを全く気にかけないことですね。自分の周りを見回してみると「あなたはそんなに気にしなくて大丈夫だよ!」というまじめな子が他人の批評や言葉を気にしずぎるところがあります。もっと馬耳東風の姿勢を取っても良いのにということですね。逆に「周りの意見に流されない!とか言っているけれど、逆にあなたこそ人の意見とか少しは気にした方がいいんじゃない?」というタイプの人もいます。本当に世の中上手くいかないもんだなと思いますね。気にしすぎることもなく、でも少しは周りの人が言ってくれることに耳を傾けた方が良いと思います。
馬耳東風というといつも思い出すのが「裸の王様」のお話です。ペテン師が賢い人にしか見えない布で王様に洋服を作ります。もちろんそんな布はないので王様は裸です。しかし王様は自分がバカだと思われたくないので「素晴らしい!」と洋服を褒めます。服を町の人に見せるためにパレードをするのです。町の人たちも自分がバカだと思われたくないので王様の服を褒めまくります。たった一人だけ正直に「王様は裸だ!」といった少年がいました。王様はこの少年の一言を馬耳東風に聞き流しパレードを続けたというお話です。ただこの話、ペテン師が本当に賢い人にしか見えない布で服を作っていたら?話しは一転しとっても奥が深い話になります。