猿も木から落ちる

【漢字】猿も木から落ちる
【読み】さるもきからおちる
【意味】木登りが得意な猿でも木から落ちることから、どんな名人でも時には失敗はあるという意味。
【例文1】先生だって猿も木から落ちるで、間違える事はある。
【例文2】メジャーリーガーだって猿も木から落ちるで三振する事もある。
【例文3】プロも猿も木から落ちる事がある。

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有名なことわざの一つ「猿も木から落ちる」

トップ5に入るくらい有名で誰でも知っていることわざの一つと言えば、「猿も木から落ちる」ではないでしょうか。このことわざの意味は皆さんもご存知の通り、その道の達人と言われるような人でも、時には失敗やミスを犯してしまうという意味ですよね。

この「猿も木から落ちる」ということわざは認知度の高さだけでなく、類義語の多さでも有名なことわざの一つだと思います。「河童の川流れ」(かっぱのかわながれ)や「弘法にも筆の誤り」(こうぼうにもふでのあやまり)等をはじめとした「猿も木から落ちる」の類義語は10個以上あり、とても類義語の多いことわざです。

現在、このことわざは、失敗をフォローする言葉として使われることが多くなっていますが、人間なAIと違ってミスするのが当たり前の生き物なので、達人と言われる人でも失敗やミスを犯してしまうことがあると心の隅に置いておくと気分が楽になると思います。

このことわざを今のその道の達人や超人と言われるような人に例えて考えてみると、「イチローもフライを落とす」とかになるでしょうか。あのメジャーリーグで15年以上も野球をされていて、守備の名手といわれているイチロー選手でも外野フライを落とすこともあるというところから例えてみました。