目から鱗が落ちる

【漢字】目から鱗が落ちる
【読み】めからうろこがおちる
【意味】何かのきっかけでそれまで知らなかった事が、理解できるようになる。略して目から鱗と言うことが多い。
【例文1】なるほど、重層を使えば楽に家事ができるのか。目から鱗が落ちる。
【例文2】目から鱗が落ちる発見をした。
【例文3】子ども目線で考えて目から鱗が落ちる。

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目から鱗が落ちる思いの算数

小学3年生の子どもが算数で、ついていけなくなりました。
筆算の掛け算は何とかなるのですが、割り算になるとつまづくのです。
学校でついていけなくて落ち込んで帰ってきても子どもはできなかったことをなかなか言いません。
大したことでなかったりするのですが、とっかかりが間違って受け止めてしまったり勘違いしていたりで後を引くことがあります。

娘は自分からわからないと言うことができる性格でした。
その日に解決します。
しかし息子は絶対にわからないと言いません。
「わかっている。」と言います。
その根も葉もない言葉を信じようとして自立させるつもりで様子を見ていたのです。

ある日塾の先生から連絡があって「割り算の筆算ができません。ご家庭でも教えてあげてください。」と言うことでした。
「どういうこと?」と思って本人に確認すると半年くらい同じところをしていたのだと言うのです。
どうしたらこんなことになるのかと悩みました。
しかしこうしている間にもますます遅れてしまいますから息子と勉強を始めました。
間違ったところを選んで解かせると桁を揃えていなかったり勘違いが見つかったりしました。
正しくやり直すうちに目から鱗が落ちたような感覚がこちらにも伝わってきます。
嬉しかったのでしょう。
生き生きとした表情で残りの問題を解くのでした。