任重くして道遠し

【漢字】任重くして道遠し【読み】にんおもくしてみちとおし【意味】任務は極めて重くて遂行するには道は長く容易ではないという意味。【例文】任重くして道遠しで開発まで10年かかった。 任重くして道遠しをテーマにした記事 「任重くして道遠し」の心境…

二番煎じ

【漢字】二番煎じ【読み】にばんせんじ【意味】二度煎じたお茶は味がないことから、繰り返しでおもしろさがない。【例文1】毎回同じネタで二番煎じだ。【例文2】芸人は二番煎じに苦労する。【例文3】二番煎じは飽きた。 二番煎じをテーマにした記事 テレ…

日常茶飯事

【漢字】日常茶飯事【読み】にちじょうさはんじ【意味】日常生活の中で毎日のありふれた出来事。【例文1】朝、バタバタして通勤するのは日常茶飯事だ。【例文2】兄弟喧嘩は日常茶飯事だ。【例文3】満員電車は日常茶飯事だ。 日常茶飯事をテーマにした記事…

二枚目

【漢字】二枚目【読み】にまいめ【意味】いい男を指す褒め言葉。今では昔のイイ男を言うくらいしか聞かなくなった。【例文1】父の昔の写真を見たら二枚目だった。【例文2】祖父は若い時二枚目でモテたらしい。【例文3】元祖二枚目スター。 二枚目をテーマ…

鶏を割くにいずくんぞ牛刀を用いん

【漢字】鶏を割くにいずくんぞ牛刀を用いん【読み】にわとりをさくにいずくんぞぎゅうとうをもちいん【意味】鶏を割くのに牛を切る大きな包丁は用いないことから、小さな事を解決するのに、大がかりな手段は必要ないこと。【例文1】幼稚園児のぬり絵に鶏を…

人間到る所青山有り

【漢字】人間到る所青山有り【読み】じんかんいたるところせいざんあり【意味】青山は墓地。人はどこにいても自分の力を発揮する場所があるもの。【例文1】人間到る所青山有りだと言って世界一周旅行に出かけた。【例文2】人付き合いがあればどこ行っても…

二の舞を演じる

【漢字】二の舞を演じる【読み】にのまいをえんじる【意味】前回と同じ失敗を繰り返す。【例文1】経営不振に陥り、二の舞を演じる。【例文2】彼の二の舞だけは演じたくない。【例文3】リバウンドで二の舞を演じる。 二の舞を演じるをテーマにした記事 二…

二枚舌を使う

【漢字】二枚舌を使う【読み】にまいじたをつかう【意味】前に言った事と後に言った事が違う。嘘をつく。【例文1】祖母が二枚舌を使う悪徳商法に騙された。【例文2】二枚舌を使って都合よく語る。【例文3】詐欺師が二枚舌を使う。 二枚舌を使うをテーマに…

二律背反

【漢字】二律背反【読み】にりつはいはん【意味】矛盾している。【例文1】増税すれば景気が悪くなり、増税しなければ財政が悪くなり、二律背反状況だ。【例文2】上司の言動はいつも二律背反だ。【例文3】指示が二律背反している。 二律背反をテーマにした…

にらみを利かせる

【漢字】にらみを利かせる【読み】にらみをきかせる【意味】周囲に威圧感を与える。【例文1】宿題は終わったの?とにらみを利かせて聞いてくる母。【例文2】堂々と質疑応答に応えてにらみを利かせる。【例文3】対戦相手ににらみを利かせる。 にらみを利か…

二の矢が継げない

【漢字】二の矢が継げない【読み】にのやがつげない【意味】次に打つべき手段がなくて困った様子。【例文1】一発屋と言われ、二の矢が継げない芸人。【例文2】赤字続きで二の矢が継げない。【例文3】会社存続の二の矢が継げない。 二の矢が継げないをテー…

にべもない

【漢字】にべもない【読み】にべもない【意味】愛嬌がない人。【例文1】人付き合いもなく、まったくにべもない。【例文2】可愛げもにべもない。【例文2】笑顔がなくにべもない。 にべもないをテーマにした記事 にべもない反応は損 私の友達は人当たりがす…

二兎を追う者は一兎をも得ず

【漢字】二兎を追う者は一兎をも得ず【読み】にとうおうものはいっとうもえず【意味】欲張って二つ同時に叶えようとすれば、どちらも失敗するものである。【例文1】二股がバレ、二人にフラれた。二兎を追う者は一兎をも得ず。【例文2】二つの物をキープし…

煮ても焼いても食えない

【漢字】煮ても焼いても食えない【読み】にてもやいてもくえない【意味】食用にしようと煮ても焼いても食べられないことから、思うようにならない。手に負えない。【例文1】まったく!煮ても焼いても食えないヤツだ。【例文2】頑固で煮ても焼いても食えな…

二転三転

【漢字】二転三転【読み】にてんさんてん【意味】状況や動きや意思が何回も変わる。【例文1】追及するにつれ、自供が二転三転する。【例文2】政治の公約が二転三転するので子どもは一人で十分。【例文3】裁判で主張が二転三転する。 二転三転をテーマにし…

似て非なるもの

【漢字】似て非なるもの【読み】にてひなるもの【意味】一見似ているように見えるが、本質は違うもの。【例文1】似て非なるものでよく出来たコピー商品だ。【例文2】似て非なるものの違いのポイントは刻印だ。【例文3】双子でも性格は似て非なるもの。 似…

二の足を踏む

【漢字】二の足を踏む【読み】にのあしをふむ【意味】一歩踏み出したが、二歩目を踏みとどまる。思い切ってできない様子。【例文1】いざ告白となると二の足を踏む。【例文2】転勤族がネックとなりプロポーズの決心が二の足を踏む。【例文3】断られるので…

二度あることは三度ある

【漢字】二度あることは三度ある【読み】にどあることはさんどある【意味】同じような出来事が2回あると、またそうなる可能性があるもの。【例文1】二度あることは三度あるどころじゃない。彼の悪い癖は永遠だ。【例文2】同じ場所で一時停止で捕まった。…

二の句が継げない

【漢字】二の句が継げない【読み】にのくがつげない【意味】呆れて次の言葉が出ない。【例文1】開き直って反論してきた奴に二の句が継げない。【例文2】屁理屈ばかりで二の句が継げない。【例文3】政治家の問題発言に二の句が継げない 二の句が継げないを…

二束三文

【漢字】二束三文【読み】にそくさんもん【意味】草履売りが二束(ふたたば)売っても三文にしかならないことから、数は多くても大した値段にならない。【例文1】古着を20着もリサイクルショップに出したが、二束三文だった。【例文2】買い取り価格が二…

錦の御旗

【漢字】錦の御旗【読み】にしきのみはた【意味】自分の主張ばかりを正当化し権威づける。【例文1】社長は錦の御旗を揚げるから、社員が辞めていく。【例文2】彼は偉そうにしているが、錦の御旗だからね。 錦の御旗をテーマにした記事 自分の行動や主張を…

憎まれっ子世にはばかる

【漢字】憎まれっ子世にはばかる【読み】にくまれっこよにはばかる【意味】憎まれている人こそ権力があり、世間で認められられるもの。【例文1】彼女は憎まれっ子世にはばかるで同期を差し置いて出世した。【例文2】どう思われるかをいちいち気にしていた…

日進月歩

【漢字】日進月歩【読み】にっしんげっぽ【意味】常に進化し続けている。【例文1】現代の医療技術は日進月歩だ。【例文2】家電用品が日進月歩だ。【例文3】若者の流行が日進月歩だ。 日進月歩をテーマにした記事 日進月歩を感じた漢検 漢字検定は2級まで…

逃げるが勝ち

【漢字】逃げるが勝ち【読み】にげるがかち【意味】無駄な争い事をするくらいなら、遠ざかった方がよい。【例文1】懇親会の三次会まで付き合わされツライ。次、店を出たらこっそり逃げるが勝ちだ。【例文2】ケンカにならぬよう妻の小言には素直にハイ。と…

肉を切らせて骨を断つ

【漢字】肉を切らせて骨を断つ【読み】にくをきらせてほねをたつ【意味】自分も痛手を受けるが、相手をそれ以上に叩きのめす。【例文1】体格のいい相手と肉を切らせて骨を断つ覚悟で試合に挑む。【例文2】事が公になったが、裁判で肉を切らせて骨を断つ。…

似たり寄ったり

【漢字】似たり寄ったり【読み】にたりよったり【意味】同じくらいで大して差がない。【例文1】どれも似たり寄ったりの作品で個性がない。【例文2】クローゼットを見ると似たり寄ったりの洋服ばかり。【例文3】会社の上下関係はどこも似たり寄ったり。 似…

二足の草鞋を履く

【漢字】二足の草鞋を履く【読み】にそくのわらじをはく【意味】一人の人が異なる業種をこなすこと。【例文1】育児と仕事と家事をこなす二足の草鞋を履く女性は尊敬する。【例文2】お蔭様で二足の草鞋を履いて忙しくしている。【例文3】夜も掛け持ちして…

西も東もわからない

【漢字】西も東もわからない【読み】にしもひがしもわからない【意味】土地勘がまったくない。何もわからない。【例文1】西も東もわからないまま、友人と気ままな旅に出た。【例文2】西も東もわからない所を散策してみる。【例文3】西も東もわからない街…

逃がした魚は大きい

【漢字】逃がした魚は大きい【読み】にがしたさかなはおおきい【意味】手に入れて失った物は実際は価値が大きく見えるもの。【例文1】彼とは司法試験に5回落ちた翌年に別れてしまったが、数年後独立して大成功している。逃がした魚は大きく悔やまれる。【…

苦虫を噛みつぶしたよう

【漢字】苦虫を噛みつぶしたよう【読み】にがむしをかみつぶしたよう【意味】苦い物を口にすると表情が険しくなることから、不機嫌な顔つきをいう。【例文1】荷物運びを手伝ってほしいと言ったら、苦虫を噛みつぶしたような顔をされた。【例文2】苦虫を噛…