虎の尾を踏む

【漢字】虎の尾を踏む【読み】とらのおをふむ【意味】非常に危険な事や無謀な事をする。【例文1】事業計画なしで起業だなんて虎の尾を踏むようなもんだよ。【例文2】ギャンブルで借金を返済しようと虎の尾を踏む。【例文3】一文無しで上京だなんて虎の尾…

虎の子

【漢字】虎の子【読み】とらのこ【意味】大切にしている秘蔵の金品。【例文1】虎の子の指輪を息子のお嫁さんに譲る。【例文2】祖母の形見の虎の子を大事にする。【例文3】我が家の虎の子はダイヤの指輪。 虎の子をテーマにした記事 虎の子は欲しいけれど …

虎の威を借る狐

【漢字】虎の威を借る狐【読み】とらのいをかるきつね【意味】権力を持つ者に頼って威張る見かけ倒し。【例文1】弟は強面の兄の力で虎の威を借る狐だ。【例文2】虎の威を借る狐のコネ入社。【例文3】父の会社を継いで虎の威を借る狐。 虎の威を借る狐をテ…

塗炭の苦しみ

【漢字】塗炭の苦しみ【読み】とたんのくるしみ【意味】泥にまみれ炭で焼かれるような耐え難い苦しみ。【例文1】夏場のマラソン合宿は塗炭の苦しみだ。【例文2】経営難で塗炭の苦しみだ。【例文3】食べる物もなく塗炭の苦しみだ。 塗炭の苦しみをテーマに…

年には勝てない

【漢字】年には勝てない【読み】としにはかてない【意味】気持ちは若いつもりでも体が思うようについてこない。【例文1】まだまだ飲めると思ったけど年には勝てないもんだな。【例文2】若いころは登山なんてへっちゃらだったのに、今じゃ息切れがして年に…

土壇場

【漢字】土壇場【読み】どたんば【意味】昔は土を盛った壇で首切り処刑が行われていた。決断を迫られる時を意味する。【例文1】彼女は土壇場でも正しい判断をする。【例文2】土壇場になって約束をキャンセルされた。【例文3】土壇場になっておじ気づく。 …

どこ吹く風

【漢字】どこ吹く風【読み】どこふくかぜ【意味】関心が無いため聞き流す。【例文1】彼は無知でいつもどこ吹く風だ。【例文2】酔っ払いのたわ言はどこ吹く風。【例文3】デリカシーが無くどこ吹く風男だ。 どこ吹く風をテーマにした記事 どこ吹く風男、そ…

所変われば品変わる

【漢字】所変われば品変わる【読み】ところかわればしなかわる【意味】場所が変われば風習も言語も変わる。【例文1】所変われば品変わるので旅は楽しい。【例文2】地方に行けば所変われば品変わるで方言がおもしろい。【例文3】所変われば品変わるで味も…

年甲斐もなく

【漢字】年甲斐もなく【読み】としがいもなく【意味】年齢を忘れて。年齢に合わない言動。【例文1】5年ぶりの同窓会で、年甲斐もなくはしゃいで楽しかったよ。【例文2】年甲斐もなく若者ファッションを真似る。【例文3】年甲斐もなく朝まで飲み明かす。 …

年寄りの冷や水

【漢字】年寄りの冷や水【読み】としよりのひやみず【意味】年寄りが年も考えず冷水を飲んだり浴びたりすることから、年寄りが無理な行動を取る。【例文1】祖父は80歳。今も車を運転するが、年寄りの冷や水でやめたほうがいいと思う。【例文2】頑固者に限…

毒を食らわば皿まで

【漢字】毒を食らわば皿まで【読み】どくをくらわばさらまで【意味】毒が入った料理を食べてしまい、どうせ死ぬのなら皿まで舐めても同じ事だと開き直り悪事をそのまま続ける。【例文1】もうこうなったら毒を食らわば皿までと開き直る。【例文2】毒を食ら…

毒を以て毒を制す

【漢字】毒を以て毒を制す【読み】どくをもってどくをせいす【意味】悪事を排除するのに悪事を利用する。【例文1】万引き犯を捕まえるには、おとりになり毒を以て毒を制す。【例文2】裏サイトのユーザーになりすまして毒を以て毒を制す。【例文3】詐欺に…

どこの馬の骨

【漢字】どこの馬の骨【読み】どこのうまのほね【意味】素性のわからない者をいう。【例文1】どこの馬の骨かもわからん男に娘はやれん。【例文2】娘の彼氏はどこの馬の骨だ?【例文3】どこの馬の骨かもわからないのに信用できない。 どこの馬の骨をテーマ…

独立独歩

【漢字】独立独歩【読み】どくりつどっぽ【意味】人に頼らず自分が信じた道を進む。【例文1】独立独歩で生きてきた母は強くて尊敬する。【例文2】彼女は意思が強く独立独歩で行動する。【例文3】独立独歩で成功する。 独立独歩をテーマにした記事 勝ち取…

独断専行

【漢字】独断専行【読み】どくだんせんこう【意味】単独で物事を決め実行する。【例文1】独断専行で揉め事が起きる。【例文2】独断専行で計画を立てる。【例文3】人の意見も聞かず独断専行だ。 独断専行をテーマにした記事 独断専行で作業をするのも否定…

毒にも薬にもならない

【漢字】毒にも薬にもならない【読み】どくにもくすりにもならない【意味】あってもなくても変わらない。いてもいなくてもどうでもいい。【例文1】引っ越しの手伝いをサボってばかりいる奴は、毒にも薬にもならない。【例文2】練習をさぼる者は毒にも薬に…

読書百遍意自ずから通ず

【漢字】読書百遍意自ずから通ず【読み】どくしょひゃっぺんいおのずからつうず【意味】どんな難しい本でも繰り返し読めば理解できる。【例文1】読書百遍意自ずから通ずで医学書を読んでみる。【例文2】独学で読書百遍意自ずから通ず。【例文3】10回読…

独壇場

【漢字】独壇場【読み】どくだんじょう【意味】思い通りの振る舞いができる場所。【例文1】母の土壇場は社交ダンスの習い事だ。【例文2】ヲタクの独壇場はネットゲームだ。【例文3】書斎だけが独壇場だ。 独壇場をテーマにした記事 アニメに関しては彼の…

時を稼ぐ

【漢字】時を稼ぐ【読み】ときをかせぐ【意味】本来の用事の準備をしている間、他の事をして時間を引き延ばす。【例文1】お客様を待たせている間に世間話で時を稼ぐ。【例文2】作業時間の間にお茶をして時を稼ぐ。【例文3】週刊誌を読んで時を稼ぐ。 時を…

十で神童十五で才子二十歳過ぎればただの人

【漢字】十で神童十五で才子二十歳過ぎればただの人【読み】とおでしんどうじゅうごでさいしはたちすぎればただのひと【意味】10歳で神と呼ばれ15歳で天才と呼ばれ20歳過ぎれば凡人となる。幼少期は優れていても成長するにつれ普通の人となることが多…

蟷螂の斧

【漢字】蟷螂の斧【読み】とうろうのおの【意味】蟷螂とはカマキリのことで前脚を上げて大きいものに向かうことから、自分の力も顧みず、強者に立ち向かっていく様子。【例文1】人生のパートナーは蟷螂の斧がいい。【例文2】不良グループから絡まれている…

遠い親戚より近くの他人

【漢字】遠い親戚より近くの他人【読み】とおいしんせきよりちかくのたにん【意味】いざという時は遠くに住んでいる親戚より、近くにいる他人の方が頼りになるものである。【例文1】車がなくて困った時に、遠い親戚より近くの他人にお世話になった。【例文…

桃李もの言わざれども下自ずから蹊を成す

【漢字】桃李もの言わざれども下自ずから蹊を成す【読み】とうりものいわざれどもしたおのずからみちをなす【意味】桃や李は何も言わないが、美しい花の下には自然と人が集まって道ができることから、魅力あるのものには自然と人が集まってくるものである。…

時は金なり

【漢字】時は金なり【読み】ときはかねなり【意味】時間とお金は貴重なものだから無駄に費やしてはいけない。【例文1】夏期休暇を有効に使うには時は金なりで計画性が大事。【例文2】時は金なりで老後のために蓄える。【例文3】時は金なりで今を思い切り…

登竜門

【漢字】登竜門【読み】とうりゅうもん【意味】ここを通過すると出世すると言われている。【例文1】ミスコンテスト優勝者はアナウンサーの登竜門だ。【例文2】M-1チャンピオンは売れっ子芸人の登竜門だ。【例文3】パリコレは一流モデルの登竜門だ。 登…

遠くて近きは男女の仲

【漢字】遠くて近きは男女の仲【読み】とおくてちかきはだんじょのなか【意味】男女の仲は遠く離れても意外と結び付きやすい。【例文1】私達が出会ったのも、旅に出て遠くて近きは男女の仲だったね。【例文2】遠くて近きは男女の仲だから遠距離恋愛も平気…

度肝(胆)を抜く

【漢字】度肝(胆)を抜く【読み】どぎもをぬく【意味】非常に驚いた様子。【例文1】夫が本日付けで会社を辞めて明日から旅に出ると言った。度肝を抜かれた。【例文2】エリートコースの夫の脱サラ宣言に度肝を抜かれた。【例文3】60歳の母が再婚すると…

灯台下暗し

【漢字】灯台下暗し【読み】とうだいもとくらし【意味】灯台は周囲は明るく照らすが、真下は陰になって暗いことから、意外と身近にある事ほど気づかないという意味。【例文1】おいしいパン屋さんがあると聞いて1時間かけて食べに行ったのに、家の近くにも…

同病相憐れむ

【漢字】同病相憐れむ【読み】どうびょうあいあわれむ【意味】同じ悩みを持つ者同士はお互い理解があり、同情し合うもの。【例文1】子育ての悩みはママ友と同病相憐れむので、気が楽になる。【例文2】病室の仲間同士で同病相憐れむ。【例文3】同病相憐れ…

同床異夢

【漢字】同床異夢【読み】どうしょういむ【意味】同じ寝床に就いても違う夢を見ることから、一緒に作業をしていても意見が合わないこと。【例文1】彼とは同床異夢で話がまったくかみ合わない。【例文2】同床異夢で企画がまとまららい。【例文3】同床異夢…